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【2026年のパ・リーグ最終順位】全143試合終了時点のランキング

葛西 纱英 葛西 纱英 • 更新: • 公開: • 読了約 15 分
目次

2026年シーズンのパ・リーグは、10月までの全143試合を終え、6球団の順位が確定した。

日本野球機構(NPB)の公式年度別成績による最終順位は次のとおりだ。

2026年シーズン全日程終了



1位 福岡ソフトバンクホークス

91勝49敗3分

野球順位パリーグ

勝率 .650 / 2位とのゲーム差11.5

優勝


2位 埼玉西武ライオンズ

79勝60敗4分


勝率 .568 / 首位との差11.5


3位 北海道日本ハムファイターズ

78勝62敗3分


勝率 .557 / 首位との差13.0


4位以下はオリックス、ロッテ、楽天の順となった。

注目したいのは、2位西武と3位日本ハムの差だ。西武の79勝に対して日本ハムは78勝。勝利数ではわずか1勝差だが、敗戦数と引き分け数も含めた勝率では西武が上回った。

一方、首位ソフトバンクと2位西武の間には11.5ゲーム差があり、優勝争いではソフトバンクが一歩抜け出した結果となっている。

【6球団の最終成績を一覧比較】勝敗・ゲーム差・得点・防御率

2026年の順位をより詳しく理解するには、勝敗だけでなく、攻撃と守備の数字を同時に確認する必要がある。

以下はNPB公式の年度別成績をもとに整理した6球団の最終データだ。ゲーム差は首位ソフトバンクを基準としている。

順位・球団 勝敗・引分 勝率 首位差 得点-失点 本塁打 打率 防御率 1位 ソフトバンク 91-49-3 .650 — 707-452 162 .261 2.88 2位 西武 79-60-4 .568 11.5 503-464 109 .244 2.87 3位 日本ハム 78-62-3 .557 13.0 591-529 177 .248 3.38 4位 オリックス 65-76-2 .461 26.5 483-605 96 .241 3.96 5位 ロッテ 63-77-3 .450 28.0 492-586 131 .236 3.84 6位 楽天 58-84-1 .408 34.0 473-555 103 .239 3.63

出典:日本野球機構(NPB)2026年度パシフィック・リーグ公式記録。全6球団143試合。数値は得点・失点、本塁打、チーム打率、防御率。

この表から読み取れる要点は3つある。

- ソフトバンクは得点707でリーグトップ。打率も.261でトップだった。
- 日本ハムは177本塁打でリーグ最多ながら3位に終わった。
- 西武は防御率2.87でリーグトップ。ソフトバンクの2.88をわずかに上回った。

なお、ゲーム差は表示方法によって意味が変わる。上表は首位との差であり、西武と日本ハムの直接の順位差は1.5ゲームだ。両者の差を13ゲームと誤解しないようにしたい。

また、勝率は基本的に勝利数を勝利数と敗戦数の合計で割って算出する。引き分けは勝率の計算に含めない。

【ソフトバンクが優勝した理由】707得点と安定した投手力

2026年の福岡ソフトバンクホークスを数字で評価すると、最大の強みは攻撃力と投手力のバランスにある。

チーム打率.261、得点707でリーグトップ

ソフトバンクは143試合で707得点を記録した。

2位の得点数は日本ハムの591点。両チームの差は116点に達する。

さらにチーム打率は.261でリーグ1位。安打数も1,268本で最多だった。

本塁打数は162本でリーグ2位だったものの、単純に長打だけに頼らず、安打や出塁を積み重ねて得点につなげる攻撃が数字に表れている。

特に注目したいのが、チーム全体の四球数だ。NPB公式のチーム打撃成績では512四球を記録している。打率の高さだけでなく、出塁機会を増やせたことも得点力を支えた要素だ。

失点452でリーグ最少

攻撃だけでなく、失点を452に抑えた点も大きい。

これは6球団で最も少ない数字だ。

チーム防御率は2.88でリーグ2位。1位の西武とはわずか0.01の差だった。

防御率だけでなく、実際に相手に何点取られたかという失点数も確認すると、ソフトバンクの守備・投手陣がシーズンを通して安定していたことが分かる。

日本ハムとの対戦成績も優位

NPB公式の対戦成績では、ソフトバンクは日本ハムに対して18勝5敗2分という結果を残した。

同じ上位争いに参加したチームとの直接対決で大きく勝ち越したことは、最終的な順位にも影響したと考えられる。

ソフトバンクの強さは、単に本塁打を量産したことではない。高い打率、リーグ最多の得点、少ない失点という複数の指標がそろっていたことが、91勝という結果につながった。

【西武と日本ハムの2位争い】わずか1.5ゲーム差を分けたもの

2026年のパ・リーグで、優勝争いとは別の意味で注目したいのが西武と日本ハムの2位争いだ。

最終的な勝敗は次のとおり。

- 西武:79勝60敗4分、勝率.568
- 日本ハム:78勝62敗3分、勝率.557

西武が勝利数で1つ、勝率で.011上回った。

西武は投手力で2位を確保

西武の最大の特徴は、リーグトップのチーム防御率2.87だ。

143試合で失点464に抑え、完投10試合、完封勝利19試合を記録した。

一方、得点は503点で、ソフトバンクや日本ハムと比較すると攻撃面では差があった。

つまり、西武は大量得点で相手を圧倒するというよりも、失点を抑えながら勝利を積み重ねる戦い方が数字に表れている。

日本ハムは177本塁打でリーグ最多

日本ハムはチーム本塁打177本で1位。

2位ソフトバンクの162本を15本上回った。

チーム打率も.248でリーグ2位、得点591もリーグ2位と、攻撃面では高い成績を残している。

しかし、失点は529、防御率は3.38。西武と比較すると投手成績に差があった。

本塁打数ではリーグトップでも、勝敗では西武に及ばなかった理由の一つが、こうした投手力の違いにある。

直接対決では互角だった

興味深いのは、西武と日本ハムの直接対決が12勝12敗1分だったことだ。

両チームは直接対決ではほぼ互角。それでも最終順位に1.5ゲームの差がついた。

この結果は、順位争いが特定の相手との対戦だけで決まるものではないことを示している。残る4球団との対戦を含めた143試合全体で、どれだけ勝ち星を積み重ねられたかが順位を左右した。

【2026年本塁打ランキング】最多は栗原陵矢の40本、日本ハムはチーム最多

2026年のパ・リーグは、チーム単位と個人単位の本塁打ランキングで異なる顔ぶれが上位に並んだ。

個人本塁打ランキング

NPB公式の2026年度打撃部門リーダーズによる上位選手は次のとおり。

順位 選手 球団 本塁打
1位 栗原陵矢 ソフトバンク 40
2位 山口航輝 ロッテ 38
3位 レイエス 日本ハム 32
3位 近藤健介 ソフトバンク 32
5位 正木智也 ソフトバンク 28
6位 マッカスカー 楽天 24
7位 清宮幸太郎 日本ハム 23
8位 ネビン 西武 21
8位 万波中正 日本ハム 21

注目は、ソフトバンクの栗原陵矢だ。

40本塁打でリーグトップに立っただけでなく、打点も118で最多。長打によって試合を動かす中心的な打者として、優勝チームを支えた。

また、ロッテの山口航輝も38本塁打を記録。チームが5位に終わった一方で、個人としてはリーグ2位の本塁打数を残した。

チーム本塁打ランキング

チーム単位では日本ハムがトップとなる。

順位 球団 本塁打
1位 日本ハム 177
2位 ソフトバンク 162
3位 ロッテ 131
4位 西武 109
5位 楽天 103
6位 オリックス 96

ここで重要なのは、チーム本塁打数と最終順位が必ずしも比例しないことだ。

日本ハムは最多本塁打を記録したが、順位は3位。ロッテも131本で3位の本塁打数ながら5位に終わった。

対照的に、ソフトバンクは本塁打数こそ2位だったが、打率.261と707得点でリーグトップだった。

ホームランを打つ能力と、試合全体を通して得点を積み重ねる能力は別の指標として評価する必要がある。

【チーム防御率ランキング】西武が1位、ソフトバンクが僅差で続く

攻撃成績に続いて確認したいのが投手成績だ。

2026年のパ・リーグでは、西武が防御率2.87でトップとなった。ソフトバンクは2.88で2位。両チームの差はわずか0.01だった。

チーム防御率の順位

順位 球団 防御率
1位 西武 2.87
2位 ソフトバンク 2.88
3位 日本ハム 3.38
4位 楽天 3.63
5位 ロッテ 3.84
6位 オリックス 3.96

西武の投手陣がリーグトップになった背景

西武は投手陣の防御率に加え、完封勝利19試合を記録した。

一方、ソフトバンクは完封勝利22試合で西武を上回っている。

ここで注意したいのは、防御率と失点数は同じ指標ではないという点だ。

防御率は投手の自責点を投球回数から算出する数値であり、守備の失策などによる失点は同じ扱いにならない。総失点が少ないチームと、防御率が最も低いチームが異なることもある。

実際、ソフトバンクの失点は452でリーグ最少だった。

オリックスとロッテは投手成績に課題

4位オリックスは防御率3.96、5位ロッテは3.84だった。

オリックスは失点605でリーグ最多。得点も483にとどまり、攻守の両面で苦しい数字となった。

ロッテも失点586と多く、打率.236はリーグ最下位だった。

個人の本塁打数や一部の投手の好成績だけでは、チーム全体の勝敗を説明できない。143試合を通した攻撃・投手・守備の総合力が最終順位に反映された。

【プロの結論】2026年の順位表から分かる本当のチーム力

2026年のパ・リーグを振り返ると、順位を評価する際に見るべき数字は一つではない。

特に押さえておきたいのは次の3つだ。

1. 勝率はシーズン全体の安定性を示す

ソフトバンクの勝率.650は、143試合を通して勝ち越す力が非常に高かったことを示している。

勝利数だけでなく、敗戦数と引き分け数を含めて確認することで、チームの安定性が分かる。

2. 得失点差は攻守のバランスを判断する材料になる

得点から失点を引いた得失点差を見ると、チームの総合的な戦い方が見えてくる。

- ソフトバンク:プラス255
- 日本ハム:プラス62
- 西武:プラス39
- 楽天:マイナス82
- ロッテ:マイナス94
- オリックス:マイナス122

ソフトバンクは得失点差でも大きく抜け出した。

日本ハムと西武はプラスを確保した一方、下位3球団はマイナスとなっている。

3. 本塁打数と防御率を組み合わせて見る

日本ハムの177本塁打、西武の防御率2.87は、それぞれ明確な強みだ。

ただし、どちらか一方の数字が優れていても、それだけで優勝できるわけではない。

2026年のソフトバンクは、打率・得点・失点のバランスが整っていた。この点こそが、他球団との大きな違いだった。

【野球のパ・リーグ順位に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:2026年のパ・リーグ優勝チームはどこですか?
A1:福岡ソフトバンクホークスです。91勝49敗3分、勝率.650で全143試合を終え、リーグ優勝を果たしました。

Q2:2026年のパ・リーグ2位と3位はどこですか?
A2:2位は埼玉西武ライオンズ、3位は北海道日本ハムファイターズです。西武が79勝、日本ハムが78勝で、最終的なゲーム差は1.5でした。

Q3:2026年のパ・リーグで最も本塁打が多かった球団は?
A3:北海道日本ハムファイターズです。チーム合計177本塁打を記録しました。個人ではソフトバンクの栗原陵矢が40本でリーグ最多でした。

Q4:チーム打率が最も高かった球団はどこですか?
A4:福岡ソフトバンクホークスです。チーム打率.261を記録し、リーグ1位となりました。

Q5:2026年のチーム防御率1位はどこですか?
A5:埼玉西武ライオンズです。チーム防御率2.87で、2位ソフトバンクの2.88を0.01上回りました。

Q6:2026年のパ・リーグ最下位はどこですか?
A6:東北楽天ゴールデンイーグルスです。58勝84敗1分、勝率.408で6位となりました。

Q7:ゲーム差と勝率はどう違いますか?
A7:勝率は勝利数を勝利数と敗戦数の合計で割った数値です。ゲーム差は上位チームと下位チームの順位上の距離を示します。引き分けの数え方も異なるため、両方を確認することで順位争いをより正確に理解できます。

まとめ:2026年パ・リーグはソフトバンクの総合力が頂点に

2026年のパ・リーグは、福岡ソフトバンクホークスが91勝49敗3分、勝率.650で優勝した。リーグ最多の707得点、最高打率.261、最少失点452という数字が、シーズンを通した強さを裏付けている。

2位の埼玉西武ライオンズは防御率2.87、3位の北海道日本ハムファイターズは177本塁打と、それぞれ異なる強みを発揮した。特に西武と日本ハムの最終ゲーム差1.5は、上位争いの接戦ぶりを象徴する結果だった。

一方、オリックス、ロッテ、楽天は攻守のバランスに課題を残した。個人成績の優秀さだけではチーム順位を押し上げられないことも、今季の数字から読み取れる。

2026年の順位表を見る際は、勝敗・勝率・ゲーム差だけでなく、得点、失点、本塁打、チーム打率、防御率を合わせて確認したい。それぞれの数字を比較することで、ソフトバンクの優勝、西武と日本ハムの接戦、下位球団の課題まで、シーズン全体の構図がより鮮明になる。

2027年シーズンに向けて各球団がどのような補強や戦力整備を進めるのか。2026年の最終成績は、次の順位争いを占ううえでも重要な比較材料となる。

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トレンドリサーチャー 葛西 纱英
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