2026年11月現在、土居聖真はモンテディオ山形に所属する背番号8のMFで、チームのキャプテンを務めている。1992年5月21日生まれ、山形県山形市出身の34歳。約20年にわたって在籍した鹿島アントラーズを2024年夏に離れ、故郷のクラブで新たなキャリアを歩んでいる。
鹿島時代にはJ1優勝やAFCチャンピオンズリーグ制覇を経験し、日本代表にも選出された。山形移籍後もJ2で得点を重ね、2024年と2025年にはKONAMI月間MVPを受賞。2026年にはJリーグオールスターDAZNカップでも決勝ゴールを決めるなど、存在感を示している。現在の成績、移籍の本当の理由、鹿島時代との違い、代表歴、サッカースクールの活動まで整理する。
【2026年最新】土居聖真の現在はモンテディオ山形の背番号8・主将

2026年11月3日現在、土居聖真はモンテディオ山形のMFとしてプレーしている。
特に注目したいのは、単にベテラン選手として在籍しているだけではない点だ。2026年1月に発表された百年構想リーグのキャプテンに続き、同年8月7日発表の2026/27シーズンでもキャプテンに任命された。
クラブ創設30周年という節目の年に、チームをまとめる立場を任されている。
2026年のプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 土居聖真(どい・しょうま) |
| 生年月日 | 1992年5月21日 |
| 年齢 | 34歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 山形県山形市 |
| 身長・体重 | 172cm・63kg |
| ポジション | MF |
| 所属クラブ | モンテディオ山形 |
| 背番号 | 8 |
| 利き足 | 右 |
| 2026/27シーズンの役職 | キャプテン |
| 前所属 | 鹿島アントラーズ |
出身地や身体データ、現在の所属と背番号はモンテディオ山形およびJリーグの公式選手プロフィールに掲載されている。
キャプテン就任が示す現在の役割
2026年8月7日、モンテディオ山形は2026/27シーズンのキャプテンに土居を任命したと発表した。
本人はクラブの30周年という節目にキャプテンを任されたことへの誇りを示し、サポーターやスポンサー、チームメートとともにクラブの歴史を変えたいという決意を表明している。
この役割は、プレー面だけでなく、長年J1の優勝争いや国際大会を経験した選手としての知見も期待されていることをうかがわせる。
鹿島で培った勝利への意識を、今度は山形のチームづくりに還元する立場だ。
【プロフィール・経歴】山形で育ち、鹿島のアカデミーからプロへ
土居聖真のキャリアを理解するうえで欠かせないのが、山形と鹿島という2つの地域との関係だ。
山形県でサッカーを始めた少年は、中学年代から鹿島アントラーズの育成組織に進み、2011年にトップチームへ昇格した。その後、2024年に故郷へ戻るまで、長い時間を鹿島で過ごした。
年代別キャリアと主な転換点
| 時期 | 所属・出来事 | 主な実績 |
|---|---|---|
| 1992年 | 山形県山形市で誕生 | 5月21日生まれ |
| 幼少期 | OSAフォルトナ山形FC | 地元でサッカーを始める |
| 2005~2007年 | 鹿島Jrユース | 鹿島の育成組織へ |
| 2008~2010年 | 鹿島ユース | 高校年代の育成を経験 |
| 2011年 | 鹿島トップチーム昇格 | プロキャリア開始 |
| 2014年 | 鹿島の主力として活躍 | J1で34試合8得点 |
| 2016年 | 鹿島でタイトル獲得 | J1優勝、天皇杯優勝 |
| 2018年 | 鹿島で国際大会に出場 | ACL優勝 |
| 2019年 | 個人表彰 | J1優秀選手賞 |
| 2024年7月 | 山形へ完全移籍 | J2で14試合5得点 |
| 2025年 | 山形で2シーズン目 | J2で34試合8得点 |
| 2026年 | 山形の背番号8・主将 | オールスター決勝ゴール |
経歴と公式戦の出場記録はJリーグ公式選手データおよび両クラブの発表に基づく。
鹿島時代に背負った背番号8
土居は2015年シーズンから鹿島でも背番号8を着用していた。
この番号は、鹿島の攻撃を支える選手として長年プレーしてきた象徴でもある。
2014年にはJ1で34試合8得点を記録。2016年にも30試合8得点を挙げ、リーグ優勝を経験した。
その後も2017年から2021年まで毎シーズンJ1で30試合前後に出場するなど、長期間にわたってチームの戦力として活躍した。
2018年にはAFCチャンピオンズリーグ制覇も経験している。国内タイトルだけでなく、アジアの舞台で戦った経験も、現在の山形での役割につながる財産だ。
【移籍理由を検証】なぜ約20年過ごした鹿島アントラーズを離れたのか
土居聖真の移籍は、2024年7月25日に両クラブから正式発表された。
鹿島のアカデミーから育ち、トップチームでも長くプレーしてきた選手の完全移籍だっただけに、サッカーファンにとって大きな転機となった。
移籍の背景には、主に3つの要素があった。
1. 鹿島での出場機会に対する問題意識
移籍前の土居は、鹿島で十分な出場機会を得られない時期を経験していた。
2024年の移籍発表時点で、同年のJ1出場は11試合、得点は0。前年の2023年も24試合2得点だった。
2024年シーズンは先発の機会も限られており、選手としてさらにプレー時間を確保したいという思いがあった。
移籍後のインタビューでは、本人も鹿島でレギュラーとして1シーズンを戦い切れない状況への不満や、現状に満足していなかったことを明かしている。
特に印象的なのは、まだ自分のプレーを多くの人に見てもらいたいという意欲だ。
2. 新しい環境で自分の可能性を試したかった
サッカーダイジェストWebの2024年11月26日のインタビューでは、土居が移籍について語っている。
鹿島とは異なるプレースタイルのクラブでプレーすることで、自分の良さをさらに発揮できるのではないかという考えが、以前からあったという。
また、鹿島で獲得できるタイトルを経験し、クラブでやるべきことをやり切ったという感覚も、決断を後押しした。
移籍は鹿島への不満や決別という単純な話ではない。
長く育ててもらったクラブへの感謝を持ちながら、現役選手として次の挑戦を選んだということだ。
3. 故郷・山形への帰還という特別な意味
移籍先のモンテディオ山形は、土居の出身地にあるクラブだ。
本人は加入発表時、次のようにコメントしている。
小学校卒業まで山形の地で育った僕が、約20年ぶりに山形でサッカーをできること、このようなチャンスを与えてもらえたことに感謝と感動でいっぱいです。
この言葉からも、山形への移籍が単なる所属クラブの変更ではなかったことが伝わる。
加えて、加入時には自身の経験をクラブだけでなく、山形県全体のサッカーの向上や発展にも役立てたいという意向を示した。
移籍理由を整理すると、出場機会の確保、新たな挑戦、地元への帰還という3つの要素が重なった決断だった。
【徹底比較】土居聖真の鹿島時代と山形時代は何が違う?
鹿島と山形では、クラブの立ち位置も土居に求められる役割も異なる。
両時代の違いを理解するには、出場記録とチーム内での立場を比較するのが分かりやすい。
| 比較項目 | 鹿島アントラーズ時代 | モンテディオ山形時代 |
|---|---|---|
| 在籍期間 | 2011~2024年7月 | 2024年7月~ |
| 主なリーグ | J1 | J2 |
| 背番号 | 8 | 加入時88、2026年は8 |
| 2024年成績 | 11試合0得点 | 14試合5得点 |
| 2025年成績 | ― | 34試合8得点 |
| 主なタイトル | J1優勝、天皇杯、ACLなど | J2での上位進出を目指す |
| 個人表彰 | 2019年J1優秀選手賞 | 2024年・2025年J2月間MVP |
| チーム内の立場 | 主力として攻撃を支えるMF | 攻撃の中心、経験豊富な主将 |
鹿島時代はタイトルを争うチームの一員
鹿島時代の土居は、優勝を目指すクラブの中で長くプレーした。
2016年にはJ1で30試合8得点。2018年にはACL優勝を経験している。
鹿島のようにタイトル獲得を常に求められる環境では、個人の技術だけでなく、試合の流れを読み、チームの勝利を優先する判断力も求められる。
土居はそうした環境で10年以上プレーしてきた。
山形時代は攻撃の中心とチームづくりを担う
一方、山形では加入直後から得点に絡む活躍を見せた。
2024年の途中加入ながらJ2で14試合5得点。翌2025年には34試合8得点を記録した。
鹿島時代に培った経験を生かしながら、攻撃面で数字を残す選手へと役割を広げている。
また、2026年にはキャプテンにも就任した。
鹿島では優勝を経験する側だった選手が、山形ではクラブの将来を背負う立場に変わった。この変化こそ、移籍後のキャリアを考えるうえで要点だ。
【2026年成績】山形での出場数・得点・アシストとオールスターの活躍
2026年の土居聖真を評価する際には、シーズンの区分に注意したい。
2026年には明治安田J2・J3百年構想リーグが開催され、その後、2026/27シーズンのリーグ戦が始まっている。両者は別の大会記録として扱われる。
2026年の公式戦成績
Jリーグ公式選手データの2026年11月2日更新分では、以下の記録が掲載されている。
| 大会・シーズン | 出場 | 得点 | アシスト |
|---|---|---|---|
| 2026百年構想リーグ | 9 | 2 | ― |
| 2026/27 J2リーグ | 13 | 0 | 2 |
2026/27シーズンの数字は11月2日時点のもの。百年構想リーグの9試合2得点とは別に集計されている。
この数字を見ると、2026年は得点だけでなく、味方のゴールにつながるプレーも担っていることが分かる。
特にMFとして重要なのは、ゴール数だけでは評価しきれない攻撃への関与だ。
JリーグオールスターDAZNカップで決勝ゴール
2026年の土居を語るうえで外せない出来事が、6月13日に開催されたJリーグオールスターDAZNカップだ。
土居はファン・サポーター投票で選出された。5月12日に発表された投票結果では、J2・J3カテゴリーで50,195票を獲得し、最多得票を記録している。
山形からは土居のほか、氣田亮真、ディサロ燦シルヴァーノらも選出された。
そして大会当日、土居は期待に応える結果を残す。
J2・J3 EAST-Aの一員として出場し、決勝戦で開始3分にゴールを決めた。この得点が決勝点となり、チームはJ2・J3 WEST-Bを1-0で下して優勝した。
投票で選ばれただけでなく、最後はゴールで大会の主役になった。
鹿島時代から応援してきたファンと、山形移籍後に新たに応援するようになったサポーターの双方にとって、印象深い活躍となった。
【日本代表・受賞歴・サッカースクール】ピッチ外でも広がる土居聖真の活動
土居聖真にはクラブでの実績以外にも、日本代表歴や個人表彰、育成年代への取り組みがある。
日本代表の歴代成績は2試合・0得点
土居は2017年に日本代表へ招集された。
出場したのはEAFF E-1サッカー選手権2017。Jリーグ公式記録に掲載されている国際Aマッチの成績は次のとおりだ。
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| 代表初招集 | 2017年 |
| 主な大会 | EAFF E-1サッカー選手権2017 |
| 国際Aマッチ出場 | 2試合 |
| 得点 | 0 |
| ワールドカップ出場 | 0 |
2017年12月7日には、日本サッカー協会から追加招集が発表された。
その後、12月12日の中国戦で代表初出場を果たしている。
ただし、日本代表で長期的にレギュラーを務めた選手ではない。代表歴は2試合という数字で捉えるのが正確だ。
月間MVPは2度受賞
土居の個人表彰で特に注目したいのが、山形移籍後のJ2月間MVPだ。
主な受賞歴
- 2019年: 明治安田J1優秀選手賞
- 2024年8月: 明治安田J2 KONAMI月間MVP
- 2025年11・12月: 明治安田J2 KONAMI月間MVP(2回目)
2024年8月の月間MVPは、山形に加入して間もない時期の受賞だった。
Jリーグの選考委員会は、移籍後すぐにチームへ適応し、攻守両面で山形を引っ張った点を評価している。
2025年11・12月の受賞では、攻撃に流動性を生み出すプレーや、味方との連係による突破が高く評価された。
単純な得点数だけでなく、攻撃全体を機能させる能力が評価されていることが分かる。
現役中に立ち上げた土居聖真サッカースクール
土居の活動で見逃せないのが、地元山形で運営する「土居聖真サッカースクール」だ。
本人が2026年4月3日に公開した記事によると、スクールは2025年4月7日に開業した。
拠点は山形市みはらしの丘にある屋内グラウンド施設「アプルスプラス」。
山形県は積雪のある地域であるため、年間を通じて活動できる屋内施設を選んだという。
スクール開設の背景にあるのは、地元への恩返しだ。
土居は現役選手としてプレーしながらスクールを運営する理由について、自身のプレーを実際に見てもらうことで、子どもたちに伝えられることがあると説明している。
また、鹿島時代の同級生で、同クラブのアカデミーで約10年間コーチ経験を積んだ青野友輝氏も指導に参加している。
スクールが目指すのは、単純にプロサッカー選手を育てることだけではない。
サッカーを通じて仲間を思う気持ちや、困難に直面したときに乗り越える力を身につけることも大切にしている。
鹿島で経験した成功だけでなく、苦しい時期や勝てない時期も含めて、次世代に伝えようとしている点が特徴的だ。
【プロの結論】土居聖真の本当の価値は経験を次世代につなぐ力にある
土居聖真のキャリアを振り返ると、鹿島時代と山形時代では、同じ選手でも求められる役割が大きく変化している。
鹿島では、タイトル獲得を目指す強豪クラブの一員としてプレーした。J1優勝、天皇杯優勝、ACL制覇という実績は、その経験の大きさを物語る。
一方、山形では攻撃の中心選手として結果を残し、現在はキャプテンとしてチームをまとめる立場にいる。
ここで重要なのは、山形移籍を単なるJ1からJ2へのカテゴリー変更として評価しないことだ。
2024年の移籍後、14試合5得点。2025年には34試合8得点。2024年と2025年には月間MVPを獲得し、2026年にはオールスターの決勝ゴールまで記録した。
出場機会を求めて環境を変えた選手が、新しいクラブで結果を残し、チームの中心として信頼を得ている。
さらにサッカースクールを立ち上げたことで、選手としての活動と地域への貢献を並行している。
土居聖真のキャリアを評価する際には、次の3つの視点が欠かせない。
1. 競技面: 出場数や得点だけでなく、攻撃への関与やチーム内での役割を見る。
2. リーダーシップ: 鹿島でのタイトル獲得経験を、山形のチームづくりにどう生かすかを見る。
3. 地域貢献: サッカースクールを通じて、山形の子どもたちにどのような経験を伝えるかを見る。
34歳という年齢を迎えても、新しい環境で挑戦を続けていることが、土居聖真という選手の大きな魅力だ。
【よくある質問】土居聖真の現在・経歴・移籍に関するFAQ
Q1:土居聖真は2026年現在、どこのクラブに所属していますか?
A1:モンテディオ山形に所属しています。背番号8のMFで、2026/27シーズンはキャプテンを務めています。
Q2:土居聖真は現在何歳ですか?
A2:1992年5月21日生まれで、2026年11月3日現在34歳です。出身地は山形県山形市です。
Q3:土居聖真が鹿島アントラーズから移籍した理由は何ですか?
A3:鹿島での出場機会が限られる状況から、新しい環境で自分の力を発揮したいと考えたことが理由の一つです。加えて、地元山形からのオファーがあり、故郷で新しいサッカー人生に挑戦することを決断しました。
Q4:土居聖真の2026年の成績は?
A4:Jリーグ公式記録では、2026年百年構想リーグで9試合2得点。2026/27シーズンのJ2では11月2日時点で13試合0得点2アシストです。
Q5:土居聖真は日本代表に何試合出場しましたか?
A5:国際Aマッチの通算成績は2試合0得点です。2017年のEAFF E-1サッカー選手権で日本代表としてプレーしました。
Q6:土居聖真は月間MVPを受賞していますか?
A6:はい。2024年8月と2025年11・12月に、明治安田J2 KONAMI月間MVPを受賞しています。2019年にはJ1優秀選手賞も受賞しました。
Q7:土居聖真サッカースクールはいつ開設されましたか?
A7:2025年4月7日に開設されました。山形市みはらしの丘にあるアプルスプラスを拠点に活動しています。
まとめ:土居聖真の2026年は故郷・山形で新たな歴史を刻むシーズン
土居聖真は、鹿島アントラーズで約20年にわたって経験を積み、J1優勝やACL制覇を経験した実力派MFだ。
2024年7月のモンテディオ山形への完全移籍は、出場機会を求める選択であると同時に、故郷への帰還という意味を持っていた。
移籍後はJ2で結果を残し、月間MVPを2度受賞。2026年にはJリーグオールスターDAZNカップの決勝ゴールを決め、同年8月には2026/27シーズンのキャプテンにも就任した。
現在の土居を理解するうえで重要なのは、鹿島時代の実績だけで判断しないことだ。
山形での競技成績、チームを率いる立場、そしてサッカースクールを通じた地域貢献まで含めて見ると、キャリアの新しい段階に入っていることが分かる。
鹿島で培った経験を山形の未来へ。
2026年以降、背番号8のキャプテンがクラブの歴史にどのような足跡を残すのか。J2での成績とチームの成長、そして次世代への取り組みが、これからの土居聖真を評価する大きなポイントになる。