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東京立正中学校高等学校の偏差値・評判は?2026年入試結果と学費を徹底解説

小柳 真央 小柳 真央 • 更新: • 公開: • 読了約 27 分
目次

東京立正中学校高等学校への受験を検討する際、気になるのが偏差値や実際の評判、入試の難易度、そして入学後に必要となる学費と考えられます。東京都杉並区にある同校は、2026年に創立100周年を迎えた歴史ある私立の共学校です。中学校から高校までの教育環境に加え、高校では学習目標に応じた3つのコースを設け、部活動や探究活動、大学受験への取り組みを支えています。

2026年度の中学入試では、学校公表データで出願298人・受験115人・合格68人を記録しました。加えて、スライド合格者4人という数字も公表されています。高校入試では延べ出願者530人、受験者485人、合格者459人となりました。2026年度から始まった放課後学習支援「Bridge」も注目される取り組みです。偏差値だけでは判断しにくい学校生活の実態や、学費・奨学生制度まで整理し、受験校選びに役立つ情報を解説します。

【2026年最新】東京立正中学校高等学校とは?偏差値と学校の特色を解説

東京立正中学校高等学校

1926年創立、2026年に100周年を迎えた歴史ある学校

東京立正中学校高等学校は、東京都杉並区堀ノ内に位置する私立の共学校です。学校法人堀之内学園が運営し、中学校と高等学校を併設しています。

学校の歴史は昭和元年の1926年にさかのぼります。堀之内妙法寺30世の岡田日帰上人が、女子教育の充実を目指して立正高等女学校を設立。1927年に開校し、1948年には新制度による東京立正高等学校として認可されました。2002年には中学校・高校の男女共学がスタートしています。

創立の背景にあるのは、建学の精神として掲げられている「生命の尊重・慈悲・平和」です。

「五重塔を建てるよりも、学校をつくって人間の塔を建てよう」

これは創立者の岡田日帰上人の誓願を表した言葉です。建物や設備だけではなく、人間としての成長を重視する教育方針が、現在の学校運営にもつながっています。2026年は創立100周年という節目に当たります。

東京立正中学校の偏差値は37〜43が目安

東京立正中学校の偏差値は、受験情報サイト「みんなの中学校情報」に掲載された2027年度向けのデータでは37〜43となっています。

入試方式によって目安が異なり、一般的な2科目入試、適性検査型、自己プレゼンテーション入試、奨学生入試など、それぞれに異なる数値が設定されています。

ここで注意したいのは、中学校の偏差値が高校の偏差値と同じ基準ではないことです。中学受験と高校受験では受験者層も模試の母集団も異なるため、単純に数字を比較することはできません。

東京立正高等学校の偏差値は49〜56

高校については、「みんなの高校情報」の2026年度版で49〜56という偏差値が掲載されています。

  • スタンダードコース:49
  • イノベーションコース:52
  • アドバンストコース:56

最も高い数値が設定されているのは、国公立大学や難関私立大学への一般受験を目指すアドバンストコースです。一方、スタンダードコースは学習と部活動、学校行事の両立を重視しています。

偏差値は模試運営会社などの集計に基づく受験難易度の目安であり、学校が公式に認定する学力評価ではありません。また、模試や年度によって変動します。志望校を決める際には、偏差値だけでなく、実際の入試科目や内申基準、教育内容も合わせて確認する必要があります。

【2026年度入試結果】中学298人出願・高校530人出願の実態

中学入試は合格68人、スライド合格を含めると72人

東京立正中学校が公表した2026年度の入試結果では、出願者数298人、受験者数115人、合格者数68人となりました。

注目したいのは、合格者数の表記方法です。学校の公式資料では、スライド合格者が括弧付きで別記されています。適性検査型で1人、奨学生入試で3人、合計4人です。そのため、通常の合格者68人にスライド合格4人を加えると、合格者は合計72人として整理できます。

この違いを理解しておくと、受験情報サイトによって合格者数や倍率の表示が異なる理由も分かります。

2026年度の入試方式別データ

  • 2科目入試:出願47人、受験29人、合格15人。
  • 適性検査型:出願3人、受験2人、通常合格0人、スライド合格1人。
  • 自己プレゼンテーション入試:出願91人、受験37人、合格33人。
  • 選択2科目入試:出願79人、受験26人、合格20人。
  • 奨学生入試:出願78人、受験21人、通常合格0人、スライド合格3人。

特に目を引くのが、自己プレゼンテーション入試です。出願者91人は各方式の中で最も多く、受験者37人のうち33人が合格しています。

この入試方式は、国語と算数の学力試験だけでは測りにくい、生徒自身の考え方や表現力、個性を評価する仕組みです。作文300字、自己PRプレゼンテーション、個人面接を組み合わせ、合計200点で判定します。

つまり、東京立正中学校は、学力試験を中心とする受験生だけでなく、自分の得意分野や経験を言葉で伝えられる受験生にも門戸を開いています。

東京立正高校の2026年度入試結果

高校入試については、推薦入試と一般入試の2つが中心です。一般入試には併願優遇を含みます。

高校受験情報サイト「スタディ」に掲載された2026年の集計では、延べ出願者530人、受験者485人、合格者459人、実質倍率は約1.1倍でした。

推薦入試は1月22日に実施され、出願137人、受験137人、合格137人。一般入試は2月10日と12日に実施され、それぞれ239人中199人、154人中123人が合格しています。

これらは入試日程やコースをまたいだ延べ人数です。個人単位の受験者数と同一視しないことが大切です。

コース別では、スタンダードの出願者が比較的多く、イノベーションとアドバンストにもそれぞれ受験者が集まっています。高校入試では、どのコースを選ぶかによって募集枠や内申基準が変わるため、単純な全体倍率だけでは個別の合格可能性を判断できません。

中学・高校の入試データと関連制度の比較

関連エンティティ 2026年時点の具体的な内容 学校との関係・受験上の意味
東京立正中学校 出願298人・受験115人・合格68人 複数の入試方式を設ける中学受験部門
スライド合格 適性検査型1人・奨学生3人 奨学生基準に届かなくても通常合格基準に達すれば合格の可能性がある
東京立正高等学校 延べ出願530人・受験485人・合格459人 推薦・一般・併願優遇を実施
スタンダードコース 偏差値目安49 学習・部活動・行事のバランスを重視
イノベーションコース 偏差値目安52 SDGsや社会課題の解決を重視
アドバンストコース 偏差値目安56 国公立・難関私立大学への進学を目指す
放課後学習支援Bridge 2026年度スタート 高校生の英語・数学の学習を放課後に支援

この比較から分かるのは、東京立正が単に入試の難易度だけで生徒を選ぶ学校ではないという点です。中学では自己プレゼンテーション型の選抜を導入し、高校では学習目標に応じたコース制を採用しています。

受験生にとっては、偏差値だけで合否を予想するより、自分がどの入試方式に適しているのかを見極めることが重要です。

【教育内容を比較】3コースと放課後学習支援Bridgeの実力

スタンダードコース:勉強・部活動・行事のバランスを重視

スタンダードコースは、勉強だけに偏らず、部活動や学校行事にも積極的に取り組みたい生徒を想定したコースです。

基礎学力の定着を重視しながら、一般選抜、総合型選抜、学校推薦型選抜など、多様な大学入試に対応する力を養います。

また、企業から提示された課題について原因を分析し、仲間と協力して解決策を考える活動なども用意されています。授業で得た知識を実社会の課題に結び付ける経験ができる点は特徴的です。

高校生活の中で将来の目標を探したい人や、部活動を続けながら大学進学も目指したい人に向いています。

イノベーションコース:SDGsと社会課題に取り組む

イノベーションコースは、社会貢献や課題解決をテーマにした学習を重視するコースです。

特色の一つが福島県の地域課題に取り組むSDGsプロジェクトです。企業と連携した商品開発、販売促進、チラシ作成、SNSでの情報発信、店舗での販売など、生徒が実際の活動に参加します。

また、東南アジアへの海外研修では、現地の高校生との交流などを通じて、異なる文化や社会課題について学ぶ機会が設けられています。

単にSDGsという言葉を覚えるのではなく、課題を見つけ、自分で考え、周囲と協力して行動する経験を積むことに重点があります。

地域活動や国際交流に興味がある人、自分のアイデアを形にしたい人には魅力的な選択肢です。

アドバンストコース:国公立・難関私立大学への挑戦

アドバンストコースは、一般選抜による大学進学を強く意識したコースです。

公式の教育内容では、大学入試を見据えた演習、理解度に応じた学習指導、授業外での質問対応などが紹介されています。

加えて、週3回の7時限授業を実施するなど、学習時間を確保するカリキュラムが特徴です。夏休みには3泊4日の勉強合宿も行われ、同じ目標を持つ仲間と集中して学習する機会が用意されています。

部活動との両立を目指しながら、国公立大学や難関私立大学への進学を目指したい生徒に適したコースです。

2026年度から始まった放課後学習支援Bridge

2026年の東京立正高校を語るうえで、見逃せない新しい取り組みが放課後学習支援「Bridge」です。

学校の公式発信によると、2026年5月12日から高校1年生を対象にスタートしました。英語と数学の学習を中心とする放課後プログラムで、専属講師1人につき生徒10人程度という少人数制を採用しています。

主な仕組みは次のとおりです。

  • 火曜日から金曜日まで、16時・17時・18時開始の講座から週1コマを選択。
  • 英語または数学を習熟度別に学習。
  • 定期テストやベネッセ模試、Classiの学習データを活用。
  • 火曜日から金曜日の16時〜18時50分まで、専属講師が常駐する自習室を利用可能。
  • 受講費用は学納金に含まれ、追加料金なし。

Bridgeの注目点は、放課後の学習を本人の自主性だけに委ねず、学校側が継続的に支援する仕組みを整えたことです。

高校生にとって、定期テストの成績と大学受験に必要な学力は必ずしも一致しません。特に英語や数学は、基礎的な理解が不十分なまま先の単元に進むと、学年が上がるほど苦手意識が強くなる教科です。

少人数制の講座と自習室を組み合わせることで、授業についていくための学習と、日々の復習を継続しやすくする狙いがあります。

ただし、Bridgeは2026年度に始まった新しい制度です。長期間にわたる成績向上の実績を評価するには、今後の進学実績や学習成果の公表を待つ必要があります。

【学費はいくら?】2026年度の納付額と東京立正の奨学生制度

中学校の学費は初年度123万9,000円

東京立正中学校が公表している令和8年度(2026年度)入学生の学費は、次のとおりです。

  • 中学1年:1,239,000円
  • 中学2年:1,028,000円
  • 中学3年:1,011,000円

3年間の合計は327万8,000円です。

中学1年の金額には入学金25万円が含まれています。授業料は年間42万円、教育充実費は年間19万2,000円です。さらに積立金・諸費が加算されています。

入学時にはまとまった費用が必要になるため、月々の授業料だけで判断せず、初年度の納付額を基準に家計を検討することが大切です。

高校の学費はコースによって異なる

高校では、コースごとに積立金・諸費などの金額が異なります。2026年度入学生向けに学校が公表している年間合計額は次のとおりです。

スタンダードコース

  • 高校1年:1,259,000円
  • 高校2年:1,000,000円
  • 高校3年:913,000円
  • 3年間合計:3,172,000円

イノベーションコース

  • 高校1年:1,375,000円
  • 高校2年:1,096,000円
  • 高校3年:893,000円
  • 3年間合計:3,364,000円

アドバンストコース

  • 高校1年:1,317,000円
  • 高校2年:1,058,000円
  • 高校3年:935,000円
  • 3年間合計:3,310,000円

いずれも入学金25万円、授業料年間48万円、教育充実費年間19万2,000円を含む学校公表の学納金合計です。

また、授業料にはタブレット端末の費用が含まれ、全コースでBridgeの費用も諸費に含まれています。つまり、Bridgeを利用するための追加受講料は必要ありません。

なお、指定制服や用品などの購入費用については、別途公表されている価格表も確認しておきましょう。

東京立正の中学校奨学生制度は最大6年間の授業料支援

東京立正中学校には、入試得点に応じて奨学生として認定する制度があります。

  • Aランク:得点率80%以上。入学金と6年間の授業料が対象。
  • Bランク:得点率75%以上。6年間の授業料が対象。
  • Cランク:得点率70%以上。6年間の授業料半額が対象。
  • Dランク:得点率65%以上。中学校の入学金が対象。

A〜Cランクには年次審査があります。入学時に認定されたからといって、6年間の支援が無条件で確定するわけではありません。

また、奨学生入試で基準に達しなかった場合でも、通常の合格基準を満たしていればスライド合格となる仕組みがあります。

2科目入試、選択2科目入試、自己プレゼンテーション入試などでも、得点率75%以上で入学金の奨学生対象となる制度が設けられています。

高校の奨学生制度は内申点と入試得点の両方が対象

高校にも複数の奨学金制度があります。

内申点による奨学金では、推薦入試の場合、3科12、5科20、9科36のいずれかが基準です。一般入試や併願優遇では、5科20または9科36が基準となります。

対象となる支援には、入学金と3年間の授業料、または入学金と3年間の施設設備維持費・冷暖房費などがあります。

筆記試験の得点による奨学金は、次の基準で設定されています。

  • Aランク:入試得点80%。入学金と3年間の教育充実費が対象。
  • Bランク:入試得点75%。入学金と3年間の教育充実費の半額が対象。
  • Cランク:入試得点70%。入学金または3年間の教育充実費の半額が対象。

筆記試験による奨学生認定は、アドバンストコースまたはイノベーションコースでの入学が前提です。こちらも年次審査があります。

加えて、経済的な事情によって修学が難しい場合などには、堀之内学園奨学金制度も用意されています。

東京都在住の高校生については、国の高等学校等就学支援金や東京都の授業料軽減助成金も関係します。ただし、支援金は申請条件や年度ごとの制度内容によって異なり、学校への納付が先に必要となる場合もあります。

奨学生制度を検討する際には、支援対象が授業料なのか、入学金なのか、教育充実費なのかを必ず区別して確認が必要です。

【評判・口コミを検証】東京立正中学校高等学校のメリットと注意点

中学校の口コミは先生との距離感や部活動が評価されている

「みんなの中学校情報」に掲載された東京立正中学校の口コミ評価は、掲載時点で4.31点(8件)です。

項目別では、いじめの少なさが4.31点、校則が4.14点、部活動が4.14点、先生が4.00点となっています。一方、学習環境は3.90点、進学実績・学力レベルは3.55点です。

投稿内容を見ると、先生と生徒の距離が近く、質問や相談がしやすいという評価があります。部活動が盛んで、学校生活を楽しめる点を魅力として挙げる声も確認できます。

一方で、校則がやや厳しいという意見や、駅から学校までの距離が気になるという声もあります。

ただし、口コミは8件と少なく、投稿された年度も異なります。現在の全校生徒の実感をそのまま代表する数字ではないため、参考情報として捉えるのが適切です。

高校の口コミは部活動への評価と校則への不満が目立つ

高校については、「みんなの高校情報」で総合評価3.12点、口コミ98件というデータが掲載されています。

項目別の評価は次のとおりです。

  • 部活動:3.58点
  • いじめの少なさ:3.37点
  • イベント:3.10点
  • 進学:3.05点
  • 施設:2.97点
  • 校則:2.75点

最も高いのは部活動です。部活動に力を入れたい生徒にとって、学校生活の充実度が魅力になっていることがうかがえます。

反対に、校則については評価が低く、髪型や制服の着用方法、スマートフォンなどに関する規則を厳しいと感じる投稿が見られます。

進学面については、総合型選抜へのサポートを評価する声がある一方、一般選抜に向けた学習環境について課題を感じる投稿もあります。

こうした評価は、投稿者の学年や所属コース、進路目標によって印象が変わるものです。特に2026年度からはBridgeが始まっているため、以前の口コミだけで現在の学習支援体制を評価するのは適切ではありません。

口コミを読むときに押さえたい3つの視点

東京立正中学校高等学校の評判を調べる場合、口コミの点数だけで判断しないことが重要です。

1つ目は、中学と高校を分けて考えること。中高一貫校であっても、中学校と高校では授業内容や学習目標、生活指導、進路指導が異なります。

2つ目は、投稿時期を確認すること。数年前の口コミは、当時の学校の状況を伝えるものです。2026年度に始まったBridgeのような新しい制度は、過去の投稿には反映されていません。

3つ目は、口コミと公式データを照らし合わせること。例えば、進学サポートが充実しているかを知りたい場合、個人の感想だけではなく、コース別のカリキュラム、進路指導、模試の実施状況、大学合格実績も確認する必要があります。

【受験対策】自己プレゼンテーション入試・推薦入試・併願優遇の攻略ポイント

中学校の自己プレゼンテーション入試は何を評価する?

東京立正中学校の入試で特徴的なのが、自己プレゼンテーション入試です。

試験は作文300字、自己PRプレゼンテーション、面接で構成され、合計200点で評価されます。事前にエントリーシートを提出する必要があります。

面接は個人面接で、作文やプレゼンテーションの内容をさらに掘り下げたり、志望理由を確認したりする対話型です。

この方式を受験する場合、単に自分の長所を並べるだけでは十分ではありません。

  • これまで継続して取り組んできたこと。
  • その経験を通じて学んだこと。
  • 困難に直面したときにどのように対応したか。
  • 東京立正で何に挑戦したいのか。

こうした内容を具体的に整理し、自分の言葉で説明できるようにしておくことが大切です。

高校の推薦入試と併願優遇の内申基準

高校受験では、推薦入試と併願優遇の基準を確認しておく必要があります。

2027年度の受験情報サイト「スタディ」に掲載された内申基準は、次のとおりです。

推薦入試

  • スタンダード:5科15または9科27
  • イノベーション:5科16または9科29
  • アドバンスト:3科10、5科17または9科31

併願優遇

  • スタンダード:5科16または9科29
  • イノベーション:5科17または9科31
  • アドバンスト:3科11、5科18または9科33

これらは2027年度の基準であり、2026年度の入試実績とは区別する必要があります。

また、内申基準を満たすだけでなく、評価1がないことや、中学3年次の欠席・遅刻・早退の日数などの条件も設けられています。

英検・漢検・数検の取得、生徒会活動、部活動の役職、皆勤などによる加点制度もあります。ただし、加点の対象や上限はコースや推薦・併願の区分によって異なります。

受験前の個別相談で確認したいこと

高校入試では、学校説明会や個別相談を利用し、現在の成績が志望コースの基準に届いているかを確認が必要です。

特に次の点は事前に確認しておきたいところです。

  • 希望するコースの内申基準を満たしているか。
  • 英検などの資格や部活動実績による加点が適用されるか。
  • 推薦入試と併願優遇のどちらが適しているか。
  • 奨学生制度の判定を受ける条件を満たしているか。
  • 一般入試で受験する場合の試験科目や面接内容は何か。

2027年度の一般入試は国語・数学・英語の3教科と面接が基本です。公立高校との併願を考える場合には、入学手続きの延納条件なども確認しておくと安心です。

【プロの結論】東京立正中学校高等学校に向いている人・慎重に検討したい人

東京立正に向いている人

学校の教育方針や2026年度の新しい取り組みを踏まえると、次のような生徒には検討する価値があります。

  • 部活動と勉強を両立したい人:スタンダードコースで学校行事や部活動にも積極的に取り組めます。
  • 社会課題や国際交流に関心がある人:イノベーションコースではSDGsや地域活動、海外研修などの経験を積めます。
  • 大学受験に向けて学習時間を確保したい人:アドバンストコースには7時限授業や勉強合宿などの仕組みがあります。
  • 放課後の学習サポートを利用したい人:Bridgeによって英語・数学の学習と自習を継続しやすくなっています。
  • 自分の個性や表現力を入試で生かしたい人:中学校の自己プレゼンテーション入試という選択肢があります。

慎重に検討したい人

一方、次のような希望を持っている場合は、入学前に学校との相性を確かめることをおすすめします。

  • 校則や生活指導に強い自由度を求める人。
  • 大学受験に特化した予備校型の環境だけを希望する人。
  • SDGsや探究活動、部活動などに関心がなく、学習面だけを最優先したい人。
  • 学校が提供する学習支援に頼らず、自分のペースだけで学びたい人。

特に高校は3コース制のため、学校全体の評判だけでなく、希望するコースの授業内容や進路指導を確認することが欠かせません。

例えば、難関大学への一般受験を目指す場合は、アドバンストコースの授業時間、模試、進学指導を確認する必要があります。一方、部活動や総合型選抜を重視するなら、スタンダードやイノベーションの教育内容が自分の目標に合うかが判断材料になります。

また、学費については奨学生制度や公的支援を利用できる可能性がありますが、制度によって対象費目や審査条件が異なります。入学前に3年間の納付総額を具体的に試算しておくことが、家計面でのミスマッチを防ぐポイントです。

東京立正中学校高等学校に関するよくある質問(FAQ)

Q1:東京立正中学校の偏差値はどのくらいですか?
A1:受験情報サイト「みんなの中学校情報」では37〜43が目安です。入試方式によって異なるため、2科目入試や自己プレゼンテーション入試など、志望する方式の数値を確認してください。

Q2:東京立正中学校の2026年度入試結果はどうでしたか?
A2:学校公表データでは、出願298人、受験115人、通常の合格者68人です。さらにスライド合格者が4人おり、これを含めると合格者は72人です。

Q3:東京立正高校のBridgeは追加料金が必要ですか?
A3:学校の公表資料では、Bridgeの受講費用は学納金の諸費に含まれており、追加受講料は必要ありません。英語または数学の習熟度別講座を週1コマ選択でき、専属講師がいる自習室も利用できます。

まとめ:2026年の東京立正は偏差値だけでなく教育内容と支援制度で判断する

東京立正中学校高等学校は、1926年創立の歴史を持ち、2026年に100周年を迎えた杉並区の私立共学校です。

中学校の偏差値は外部サイトの目安で37〜43、高校は49〜56。2026年度の中学入試では出願298人、受験115人、通常合格68人という結果になりました。高校入試では延べ530人が出願し、459人が合格しています。

教育面では、スタンダード、イノベーション、アドバンストの3コースがそれぞれ異なる進路や興味に対応しています。さらに2026年度から始まったBridgeは、放課後の英語・数学の学習を支える新しい取り組みです。

学費は中学校の初年度123万9,000円、高校はコースによって初年度125万9,000円〜137万5,000円。奨学生制度や公的な授業料支援を活用できる可能性もあります。

受験校として判断する際に最も大切なのは、偏差値や口コミの点数だけで学校を評価しないことです。自分の学習目標に合うコースがあるか、先生との距離感や校則が自分に合うか、学費を無理なく負担できるか。この3点を軸に考えることが、入学後の満足度につながります。

2026年の創立100周年を経て、Bridgeなどの新しい学習支援も動き始めた東京立正。受験を検討している家庭は、最新の募集要項や学校説明会、個別相談を通じて、実際の教育環境を確かめてから志望校を決定するとよいでしょう。

主な参照資料: 東京立正中学校・高等学校公式サイトの入試結果・学費・奨学生制度・進路指導・学校沿革・コース紹介、みんなの中学校情報、みんなの高校情報、スタディ高校受験の公開情報。

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小柳 真央
デジタルマーケター 小柳 真央
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スポーツ担当として7年以上の取材経験。sports領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

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