三田国際学園中学校高等学校は、2025年4月に「三田国際科学学園中学校・高等学校」へと校名を変更しました。旧校名で知られる国際教育の特色を引き継ぎながら、サイエンス教育や探究型学習をさらに前面に打ち出した学校へと歩みを進めています。東京都世田谷区用賀に校舎を構える共学校で、インターナショナルサイエンスクラス(ISC)、インターナショナルクラス(IC)、メディカルサイエンステクノロジークラス(MSTC)という3つの学びの方向性が特徴です。
2026年度の中学入試は2月1日から4日まで実施され、英語を活用した選抜、英検などの外部資格による優遇措置、理数系の専門性を重視したMST入試など、多様な受験方式が設けられました。加えて、2026年3月卒業生の大学合格実績には東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、海外の有力大学などが並びます。ここでは、校名変更の背景から偏差値、入試倍率、合格最低点、教育内容、口コミ、学費まで、受験家庭が押さえておきたい情報を整理します。
【旧校名から何が変わった?】2025年の校名変更の理由と経緯

2025年4月から正式名称は三田国際科学学園
三田国際学園から三田国際科学学園への校名変更は、2024年11月6日に学校公式サイトで発表されました。変更の実施日は2025年4月です。
学校側が発表した変更の目的は、さらなる教育の充実と発展です。これまで掲げてきたグローバル社会で活躍する人材の育成という方向性を維持しながら、科学教育を学校の特色として一段と明確にする動きでした。
2025年5月に掲載された受験情報メディアONETESの学校特集では、副校長・広報部長の今井誠氏が、校名変更について、これまで以上にサイエンスとインターナショナルの教育を推進し、生徒の育成環境を充実させる決意を示すものだと説明しています。
つまり、校名変更は学校の教育理念を全面的に入れ替えるものではありません。従来の国際教育に、科学的思考力や研究活動を組み合わせる学校の方向性を、名称にも反映させたものと理解できます。
1902年創立から現在までの学校の歩み
学校の歴史をたどると、現在の三田国際科学学園は、1902年に戸板関子によって創立された戸板裁縫学校を起源としています。2015年には三田国際学園へ改称するとともに共学化を開始しました。
その後、国際教育や英語教育を特色とする学校として発展し、2025年には校名に「科学」を加えています。
- 1902年:戸板裁縫学校を創立。
- 1993年:中学・高校部が東京都世田谷区用賀へ移転。
- 2015年:三田国際学園に改称し、共学化を開始。
- 2024年11月:2025年4月からの校名変更を正式発表。
- 2025年4月:三田国際科学学園として新たにスタート。
- 2025年9月:新棟「Zero to One」が完成。
- 2026年:新校舎を活用した探究成果発表会などを展開。
注目したいのは、校名変更後に新棟「Zero to One」が完成したことです。2026年2月には高校ISCの探究成果発表会「Liberal Arts Showcase」が新棟全体を使って開催されました。研究や発表、創造的な活動を支える学習環境の整備も進んでいます。
なお、学校名に「三田」が含まれていますが、現在の所在地は港区三田ではありません。東京都世田谷区用賀2-16-1で、東急田園都市線の用賀駅から徒歩約5分です。
【3クラスを徹底比較】ISC・IC・MSTCの違いと選び方
三田国際科学学園の中学受験で最も重要なのが、3つのクラスの違いを理解することです。単純な学力別のクラス分けではなく、英語、国際教育、科学研究への取り組み方によって学習環境が異なります。
| クラス | 教育の中心 | 中学での学習内容 | 2026年度の主な選抜方式 |
|---|---|---|---|
| ISC インターナショナルサイエンスクラス |
国際性と幅広い探究学習 | 一般生と国際生がともに学び、科学的思考やゼミナールを通して興味を深める。 | 4教科、英語・国語・算数・面接 |
| IC インターナショナルクラス |
英語による教科学習と国際教育 | 英語・数学・理科・社会を英語で学ぶグループなど、英語力に応じた教育を展開。 | 4教科、英語・面接 |
| MSTC メディカルサイエンステクノロジークラス |
科学・数学・情報分野の研究 | 中学1年次はISCで学び、中学2年次から専門的な研究活動に取り組む。 | 算数・理科によるMST入試 |
ISCは国際性と探究を両立したい生徒向け
ISCは、一般生と国際生が同じクラスで学ぶ環境が特徴です。英語力には習熟度別の授業が設けられ、異なる文化的背景を持つ生徒と日常的に関わりながら学習を進めます。
ISCの強みは、特定の専門分野に限定せず、幅広い興味から探究テーマを選べることです。高校では「Liberal Arts」というPBL形式の授業が設けられ、自分の関心を社会との接点につなげていきます。
ICは英語を使って教科そのものを学ぶ環境
ICは、英語を単なる外国語科目として学ぶだけでなく、英語で数学や理科、社会を学ぶ点が大きな特徴です。
中学では、帰国生や英語入試で入学した生徒を中心とするAcademyグループと、これから本格的に英語を学ぶ一般生を対象とするImmersionグループが設けられています。
Academyグループでは英語・数学・理科・社会をAll Englishで学びます。一方、Immersionグループでは段階的に英語での学習に慣れていく設計です。
高校ではAP(Advanced Placement)やDDP(Dual Diploma Program)など、海外の大学進学や海外教育課程を意識した選択肢も用意されています。
MSTCは中学2年から本格的な研究活動へ
MSTCは、医学・生命科学だけに限定されない、理数系や情報分野を幅広く扱う研究志向のクラスです。
特徴的なのは、中学1年次をISCで過ごし、中学2年次からMSTCへ進む仕組みです。中学2年次から始まる「基礎研究α」では、自分の興味に合わせて研究課題を設定し、調査や実験を行います。
高校では「基礎研究β」へと発展し、4年間にわたって一つの研究テーマを追究することも可能です。博士号を持つスタッフやサイエンスコミュニケーターが研究を支援する点も特徴です。
受験時にMST入試を選ぶ場合も、合格後の中学1年次はISCに所属する仕組みになっています。入学直後から独立したMSTCクラスで学ぶわけではないため、受験前に理解しておきたいポイントです。
【2026年度中学入試】日程・英語入試・英検優遇を詳しく解説
2026年度の中学入試は、2026年2月1日から2月4日まで実施されました。募集人員は合計160名(帰国生入試30名を含む)です。
2026年度の一般入試日程と募集枠
- 2月1日午前・第1回:ISC25名、IC20名。
- 2月1日午後・第2回:ISC15名、IC10名。
- 2月2日午後・第3回:ISC15名、IC10名。
- 2月3日午後・MST入試:MSTC30名。
- 2月4日午後・第4回:ISC5名。
出願はインターネット方式で、受験料は25,000円でした。同時出願の場合、25,000円で最大3回分まで出願できる仕組みも設けられていました。
4教科入試と英語入試の選択肢
ISCとICの4教科入試では、国語と算数がそれぞれ50分・100点、理科と社会が合計50分・各50点という配点でした。
一方、英語を活用する入試方式では、クラスによって選考内容が異なります。
- IC:英語筆記試験(リスニングを含む60分・100点)と、英語・日本語による本人面接。
- ISC:英語筆記試験(リスニングを含む60分・100点)、国語・算数の筆記試験、英語・日本語による本人面接。
- MSTC:算数・理科の2科目。各60分・100点。
ここで注意したいのは、ICとISCでは英語入試の問題構成が異なることです。英語力を評価するという共通点はありますが、ISCの英語入試では国語と算数の筆記試験も実施されます。
英検準1級以上で英語筆記試験が免除される優遇措置
2026年度入試で特に注目されたのが、ISC志願者を対象とする英語外部資格の優遇制度です。
学校の2026年度募集要項では、次のいずれかの資格・スコアを持つ受験生について、ISCの英語筆記試験を免除する措置が設けられていました。
- 実用英語技能検定(英検):準1級以上
- TOEFL iBT:72点以上
- IELTS:5.5以上
ただし、免除されるのは英語の筆記試験です。ISCの英語入試そのものが無条件で免除されるわけではありません。国語・算数の試験や面接など、残りの選考は必要です。
また、対象となる証明書は2023年11月以降に受験したものに限られ、2026年度入試では2026年1月27日までに証明書の写しを提出する必要がありました。
もう一つ重要なのは、この外部資格による優遇措置の対象はISCのみという点です。ICの英語入試を受ける場合、同じ優遇制度が適用されるわけではありません。
なお、ここで紹介した条件は2026年度入試の実施要項に基づくものです。2027年度以降の受験を予定している場合は、最新年度の募集要項を確認する必要があります。
【偏差値・倍率・合格最低点】2026年度の入試難易度を検証
2026年度の偏差値は模試によって異なる
三田国際科学学園の偏差値を調べる際に注意したいのが、模試によって数値が異なることです。
2026年度の第1回ISC入試を基準とした中学受験データ図鑑の集計では、次のような参考値が紹介されています。
- 四谷大塚:58
- 日能研:55
- 首都圏模試:68
これらは各模試の母集団や判定基準が異なるため、数字をそのまま比較することはできません。
また、2026年11月時点で四谷大塚が掲載している最新の2027年中学受験対応データでは、Aライン80偏差値は第1回ISC・ICが60、第2回ISC・ICが62、第3回ISC・ICと第4回ISCが63、MST入試が64となっています。
このように、受験年度、試験回、クラスによって難易度の目安は変わります。単一の偏差値だけで志望校としての合否可能性を判断するのは適切ではありません。
2026年度の実質倍率は最大6倍台
2026年度の入試結果を受験情報の集計データで確認すると、人気の高さは倍率にも表れています。
- 第1回ISC:248名受験・48名合格、実質倍率約5.17倍。
- 第1回IC:207名受験・31名合格、実質倍率約6.68倍。
- 第2回ISC:198名受験・53名合格、実質倍率約3.74倍。
- 第2回IC:76名受験・24名合格、実質倍率約3.17倍。
- 第3回ISC:331名受験・72名合格、実質倍率約4.60倍。
- MST入試:237名受験・50名合格、実質倍率約4.74倍。
- 第4回ISC:316名受験・50名合格、実質倍率約6.32倍。
第1回ICや第4回ISCでは6倍を超える実質倍率となりました。後半日程だから合格しやすい、あるいは午後入試だから簡単という考え方は危険です。
2026年度の合格最低点は何点だった?
2026年度の入試データ集計では、代表的な合格最低点は次のようになっています。
- 第1回ISC・4教科:189点/300点。
- 第1回IC・4教科:188点/300点。
- 第2回ISC・4教科:171点/300点。
- 第2回IC・4教科:173点/300点。
- 第3回ISC・4教科:172点/300点。
- 第3回IC・4教科:170点/300点。
- MST入試:137点/200点。
- 第4回ISC・4教科:185点/300点。
第1回ISCの合格最低点は300点満点中189点で、得点率は63%です。ただし、合格最低点は試験回やクラス、選考方式によって違います。4教科入試と英語を利用する入試、MST入試の点数を単純に比較することはできません。
また、倍率が高い試験では、受験生の得点分布や問題の難易度によって合格ラインが変動します。過去の最低点をそのまま次年度の目標点にするのではなく、複数回の過去問演習を通じて安定した得点力を身につけることが大切です。
【探究型学習と評判・口コミ】三田国際科学学園の教育の実態
全クラスで実施するサイエンスリテラシー
三田国際科学学園の教育を理解するうえで欠かせないのが、中学1年次から全クラスで実施される「サイエンスリテラシー」です。
ここでいう科学は、理科の知識を増やすことだけを意味しません。データを読み解く方法、情報を整理して表現する方法、AIとの付き合い方などを学びながら、自分で問いを立て、仮説を考え、検証する力を養います。
中学2年・3年になると、それぞれのクラスの特徴に合わせた探究活動へ発展します。
- ISC:基礎ゼミナールで幅広いテーマを研究。
- IC:Academic Seminarで英語を使った学術的な探究。
- MSTC:基礎研究αで専門的な研究活動。
中学校での探究活動は、卒業論文などの成果物にまとめられます。高校ではさらに実社会との接点を増やし、研究やプロジェクトを発展させる仕組みです。
PBLは実際にどのような活動をするのか
PBLとはProject Based Learningの略で、プロジェクトを通して課題発見や問題解決に取り組む学習方法です。
ISCの高校1・2年次に行われる「Liberal Arts」では、生徒が自分の興味を出発点にテーマを設定し、社会とつながる活動を進めます。
学校の紹介によると、2025年度には100以上のプロジェクトが活動しました。具体的には、映像探究、被災地支援、盲導犬をテーマとした共生社会の研究、アプリ開発、防災、文化交流など、多様な分野に広がっています。
ICでは中学1・2年の「Fusion」でPBL型授業を実施し、自分の中に生まれた疑問をもとにプロジェクトを進めます。中学2・3年のAcademic Seminarでは、英語を使いながら専門的なテーマを学びます。
MSTCでは研究活動そのものが学びの中心です。2026年度の講座例には、プログラミング、数学、科学、化学と芸術、物理などがあり、単なる受験対策にとどまらない研究経験を積めます。
新棟Zero to Oneが探究教育を支える
2025年9月に完成した新棟「Zero to One」は、創造力や探究力を育てるための教育拠点です。
2026年2月7日に開催されたLiberal Arts Showcaseでは、1階から3階までの各フロアや音楽室を使い、生徒たちが探究活動の成果を発表しました。
このような取り組みから見えてくるのは、三田国際科学学園が知識の習得だけでなく、学んだことを外部に伝え、社会に働きかけるところまでを教育の一部としていることです。
口コミ・評判で評価される点と気になる点
口コミサイト「みんなの中学校情報」では、2026年時点で37件の口コミが掲載され、総合評価は4.15となっています。投稿内容は個人の経験に基づくもので、学年や入学年度によって評価が異なります。
肯定的な意見では、英語と日本語を使い分ける環境、活気のある学校生活、研究設備、先生に質問しやすい雰囲気などが評価されています。2025年入学の在校生による2026年3月の投稿でも、英語環境やラボ、学校生活の楽しさが紹介されています。
一方、保護者の口コミには、自分から積極的に行動する生徒には成長の機会が多い反面、受け身の姿勢では戸惑う可能性があるという指摘もあります。課題の量や校庭の広さなどを気にする声も見られます。
口コミから考えられる学校選びの要点は、教育内容と子どもの学習スタイルが合っているかどうかです。
- 向いている生徒:自分で疑問を見つけることが好きで、発表や議論、研究活動に積極的に取り組みたい生徒。
- 向いている生徒:英語を実際のコミュニケーションや教科学習に使いたい生徒。
- 慎重に検討したい生徒:講義中心の授業や、決められた課題をこなすだけの学習環境を好む生徒。
- 慎重に検討したい家庭:課題量、海外研修費用、施設の規模、学校生活の自主性などを重視する家庭。
口コミの点数だけで判断せず、実際の授業や施設、探究発表の様子を学校説明会などで確認することが大切です。
【進学実績・学費・高校募集停止】2026年に確認したい学校の現状
2026年3月卒業生の国内大学合格実績
三田国際科学学園の2026年3月卒業生は197名です。学校が2026年7月2日時点で公表した進路実績では、国内の国公立大学や難関私立大学、医学部医学科などに幅広い合格実績が掲載されています。
主な大学の合格者数は次の通りです。
- 東京大学:5名。
- 東京科学大学:4名。
- 国公立大学合計:34名。
- 早稲田大学:41名。
- 慶應義塾大学:37名。
- 上智大学:25名。
- 東京理科大学:28名。
- 国際基督教大学:5名。
- 医学部医学科:28名。
早稲田大学では国際教養学部41名ではなく、全学部合計で41名の合格実績があり、そのうち国際教養学部は14名です。慶應義塾大学では合計37名、上智大学では25名となっています。
ここで注意したいのは、これらは大学への合格件数であり、実際に入学した人数ではないことです。同じ生徒が複数の大学・学部に合格した場合、それぞれの合格実績に計上されます。
海外大学への進学実績も学校の強み
海外大学の合格実績には、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、オランダなどの大学が掲載されています。
2026年3月卒業生に関係する2025年度欄には、ハーバード大学、カリフォルニア大学バークレー校、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、シドニー大学、メルボルン大学、トロント大学などの合格実績が見られます。
外部の進学実績集計では、学校公表の2025年度海外大学合格実績を合計すると170件とされています。ただし、この数字は合格者数の延べ件数であり、170人が海外大学に進学したという意味ではありません。複数校への合格や編入なども関係するため、実際の進学者数とは区別する必要があります。
三田国際科学学園の国際教育は、英語を学ぶだけでなく、海外大学への出願や海外の教育課程を視野に入れた学習環境を整えている点に特徴があります。
2026年度入学生の学費はいくら?
私立中高一貫校を検討する家庭にとって、学費は重要な判断材料です。
学校公式の学費情報に掲載された2025年度入学生の中学校の実績では、次の金額が示されています。2026年度入学生の比較材料として参考になります。
- 入学金:350,000円。
- 授業料:年額552,000円。
- 設備費:年額150,000円。
- 維持管理費・水道光熱費:年額228,000円。
- 学費合計:年額930,000円。
- PTA・生徒会費などの預かり金:46,900円。
入学金を含めた初年度の基本納付金は1,280,000円です。ただし、これだけで学校生活に必要な費用のすべてを賄えるわけではありません。
学校が示す参考額では、中学1年の教育充実費は約25万円、オリエンテーション合宿費は約6万円、制服は約12万円、鞄・体育用品は約5万円です。国内宿泊研修費や教材費なども別途必要になります。
また、2027年度入学生からは学費の一部改定が公表されています。中学校の授業料は年額624,000円となり、入学金350,000円、設備費150,000円、維持管理費・水道光熱費228,000円を合わせた学費は年額1,002,000円です。
したがって、2026年度の学費情報を調べている家庭と、2027年度以降に入学する家庭では、適用される金額が異なります。入学年度を基準に確認することが必要です。
高校募集停止は2026年度から実施
もう一つ、受験家庭が押さえておきたいのが高校募集の停止です。
三田国際科学学園は、2026年度から高校募集を停止しています。学校の入試情報ページでも、高校募集を停止していることが明記されています。
そのため、現在の高校進学を検討している中学3年生が、一般的な高校入試で同校へ新規入学することはできません。基本的には中学から入学し、6年間の中高一貫教育を受ける学校として考える必要があります。
ただし、欠員が生じた場合の転編入については別の扱いとなるため、個別の募集情報を確認する必要があります。
【三田国際学園中学校高等学校】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:三田国際学園と三田国際科学学園は別の学校ですか?
A1:別の学校ではありません。2025年4月に三田国際学園中学校・高等学校から三田国際科学学園中学校・高等学校へ校名変更した、同じ学校です。旧校名で検索しても、現在の学校情報を調べることができます。
Q2:2026年度の中学入試で英検準1級を持っていると有利でしたか?
A2:はい。2026年度はISCの英語入試で、英検準1級以上、TOEFL iBT72点以上、IELTS5.5以上のいずれかを取得している場合、英語筆記試験が免除される優遇措置がありました。ただし、ICは対象外で、国語・算数や面接などの選考は残ります。
Q3:三田国際科学学園は高校から入学できますか?
A3:2026年度から高校募集は停止されています。原則として中学受験で入学する中高一貫校です。欠員が発生した場合の転編入募集は別途確認が必要です。
まとめ:三田国際科学学園を選ぶ前に確認したい判断基準
三田国際学園中学校高等学校は、2025年4月に三田国際科学学園へ校名を変更し、国際教育とサイエンス教育を組み合わせた中高一貫校として新たな段階に入りました。2026年度入試ではISC・IC・MSTCの選抜方式が設けられ、英語資格を活用する優遇制度や理数系の専門入試も実施されています。
大学進学実績では東京大学や早慶上理、医学部医学科に加え、海外大学への合格実績も目立ちます。一方、探究型学習やPBLを重視する教育は、生徒自身が考え、行動し、周囲と協力する姿勢を求めるものです。
学校選びで重視したいのは、偏差値や大学合格者数だけではありません。英語で学ぶ環境が合うのか、研究活動に興味を持てるのか、主体的に課題へ取り組めるのかを見極めることが大切です。
特に、ISC・IC・MSTCの違い、6年間の学習内容、課題量、学費、海外研修の費用、高校募集停止の状況は、入学後の生活に直結します。
三田国際科学学園は、従来型の知識習得だけでなく、英語・科学・探究を通じて自分の可能性を広げたい生徒にとって、検討する価値のある学校です。2027年度以降の受験を考えている家庭は、最新の募集要項と学校説明会の情報を照らし合わせながら、子どもに合ったクラスを選ぶことが重要です。