山口県下関市にある市立しものせき水族館「海響館」が、2026年に開館25周年を迎えました。2025年8月1日に約8か月間の大規模改修を終えてリニューアルオープンし、新施設「ひれあしビーチ」やフグの魅力を学べる「フグペディア」など、従来の展示に新たな見どころが加わっています。
海響館の魅力は、アシカやペンギン、イルカといった人気の海の生き物だけではありません。世界一の展示種数を誇るフグの仲間、関門海峡の潮流を再現した大型水槽、国内唯一のシロナガスクジラ全身骨格標本など、下関ならではの特色が詰まっています。2026年11月現在の25周年記念企画、営業時間、入館料金、下関市民割引、年間パスポート、駐車場まで、訪問前に知っておきたい情報をまとめました。
【2026年最新】海響館とは?2025年リニューアルと開館25周年の歩み

海響館は、山口県下関市あるかぽーとに位置する市立の水族館です。正式名称は「下関市立しものせき水族館」。2001年4月1日に開館し、関門海峡の自然や下関の地域文化を生かした展示を展開してきました。
施設の基本コンセプトは「海のいのち・海といのち」。水生生物の生態を紹介するだけでなく、自然環境や生命の不思議、人間と海との関わりを伝えることを目指しています。
2025年8月1日に大規模リニューアルオープン
開館から20年以上が経過し、施設や設備の老朽化が進んだことから、海響館は2024年12月から全館休館を伴う大規模改修工事に入りました。
約8か月の休館を経て、2025年8月1日午前9時30分にリニューアルオープン。単なる内装の変更ではなく、展示設備の更新、新しい生き物の展示、館内の観覧動線の改善を含む大規模な改修となりました。
特に大きな変化は、これまで海響館になかったアシカの展示繁殖施設「ひれあしビーチ」の新設です。加えて、フグの生態を学ぶ「フグペディア」、明るくなったエントランス、改装されたサンゴ礁水槽、新ショップ「naminowa」なども登場しました。
2026年4月1日に開館25周年を達成
リニューアルから約8か月後の2026年4月1日、海響館は開館25周年を迎えました。
館長の立川利幸氏は公式の館長あいさつで、25年間の累計入館者数が1,600万人を超えたことを報告しています。地域に根付いた水族館でありながら、全国から来館者を集める施設へと成長してきたことが分かります。
25周年を迎えた現在の海響館は、従来からの人気展示を守りながら、新しい展示や研究成果を積極的に発信する段階に入っています。
【2025年リニューアルの見どころ】ひれあしビーチ・フグペディア・ペンギン村を紹介
2026年に海響館を訪れるなら、リニューアルで新設・刷新された展示は外せません。なかでも注目したいのは、カリフォルニアアシカの暮らしを観察できる「ひれあしビーチ」と、下関の名産にもつながるフグの魅力を掘り下げた「フグペディア」です。
1. ひれあしビーチ:カリフォルニアアシカの自然な暮らしを観察
「ひれあしビーチ」は、2025年8月のリニューアルで新設されたアシカ展示繁殖施設です。
施設のモデルとなったのは、メキシコのカリフォルニア半島にあるマグダレナ島の砂浜。カリフォルニアアシカが野生で暮らす環境を参考に、砂場や浅い水場、波打ち際を再現しています。
見どころは、水中と陸上の両方からアシカの生活を観察できることです。
- 水中:水の中を自由に泳ぐアシカの姿
- 陸上:砂浜で休憩したり、群れで過ごしたりする日常
- 休憩場所:アシカたちのお気に入りになっているイカダ
- 施設の役割:展示だけでなく、将来的な繁殖も視野に入れた飼育環境
これまでの水族館では、動物のパフォーマンスに注目する来館者も多かったはずです。しかし、ひれあしビーチでは、何気ない休憩や仲間との関わりなど、アシカ本来の生活行動に目を向けられます。
飼育スタッフが重視しているのも、動物たちの自然な行動を引き出す環境づくりです。ショーとは異なる角度からアシカの魅力を発見できる展示となっています。
2. フグペディア:世界一の展示種数を誇るフグの世界
下関といえばフグ。海響館を代表する展示の一つが、フグの仲間を集めたコーナーです。
公式展示案内によると、海響館では約100種のフグ目魚類を展示しており、その展示種数は世界一とされています。
2025年のリニューアルで誕生した「フグペディア」は、フグの生態や進化の仕組みを学べる教育型展示です。
展示されているのは、フグの標本や映像、解説パネルなど。加えて、フグの歯や皮の標本に実際に触れられる体験型コーナーも設けられています。
注目したいのは、普段目にする機会が少ないフグの稚魚の標本です。食材としてのフグだけでなく、生物としての進化や多様性に目を向けられる構成になっています。
また、2026年9月1日には「プリックリーパファー(Ephippion guttifer)」の展示開始も公式発表されました。海響館は「おそらく日本初展示」と紹介しており、フグ展示の新しい話題となっています。
2026年8月には、飼育スタッフによるフグの閉眼行動の進化に関する研究成果が国際学術誌に掲載されたことも発表されました。展示だけでなく、飼育を通じた研究活動にも力を入れている点は、海響館の専門性を示す特徴です。
3. ペンギン村:国内最大級の展示施設で泳ぐ姿を観察
リニューアル以前から海響館の人気を支えてきたのが「ペンギン村」です。
施設は大きく亜南極ゾーンと温帯ゾーンに分かれています。
亜南極ゾーンでは、キングペンギンやジェンツーペンギンなど4種類のペンギンを展示。空を飛ぶ鳥として知られるインカアジサシも暮らしています。
特に注目したいのは、最大水深約6メートル、水量約700立方メートルの大型ペンギンプールです。水中トンネルなどから、ペンギンが水の中を自在に泳ぐ姿を観察できます。
一方、温帯ゾーンではフンボルトペンギンを展示。「フンボルトペンギン特別保護区」として、土を敷いた陸地や波のあるプールを設け、野生に近い環境を再現しています。
同じペンギンでも、生息地域や種類によって暮らし方が違うことを比較できるのが魅力です。子どもと一緒に観察する場合は、泳ぐ姿だけでなく、陸上での歩き方や羽づくろいにも注目してみてください。
4. 関門海峡潮流水槽:目の前の海を水槽内に再現
海響館ならではの展示として外せないのが、関門海峡をテーマにした大型水槽です。
専用ポンプを使って水槽内に潮流を発生させ、実際の関門海峡を思わせる水の動きを再現しています。
水槽内には、イサキ、スズキ、マダイ、マハタ、クエ、ヒラメ、アカエイなどが暮らしています。魚が泳ぐ水深や場所によって異なる生態を観察できる点も見どころです。
地元の海をテーマにしているため、下関の自然環境と水族館の展示が直結しています。観光スポットとしてだけでなく、地域の海洋環境を知る場所としても価値のある展示です。
5. イルカ・アシカ共演ショー:海響館ならではのプレゼンテーション
海響館の人気イベントが、イルカとアシカが一緒に登場するプレゼンテーションです。
イルカのジャンプや運動能力、アシカの動きなどを組み合わせ、スタッフによる解説や演出とともに紹介します。実施時間は約20分間で、会場は屋外・屋根付きのイルカスタジアムです。
一般的なイルカのパフォーマンスとは異なり、異なる種類の動物が共演する点が海響館らしさです。生き物それぞれの能力や特徴を知る機会にもなっています。
なお、2026年9月26日には、飼育されていたメスのバンドウイルカ「パール」が死亡したことが公式発表されました。公式のイベントスケジュールではイルカ&アシカのプレゼンテーションは実施中とされていますが、過去の記事に登場する出演個体や演目が現在も同じとは限りません。来館当日のスケジュールを確認してください。
6. シロナガスクジラ全身骨格標本:推定体長26メートルの迫力
海響館を訪れたら、シロナガスクジラの全身骨格標本も見逃せません。
この標本は世界でも数体しかない貴重なもので、生きていたときの推定体長は約26メートル。その圧倒的な大きさは、海の生き物のスケールを実感させてくれます。
標本はノルウェーのトロムソ大学トロムソ博物館(現在のノルウェー北極大学)から研究試料として日本にもたらされ、海響館での展示が許可されたものです。
生きた動物を観察する水族館でありながら、骨格標本を通じて生物の身体構造や進化を学べることも、海響館の大きな特徴です。
【展示の関係性を整理】海響館の主要スポットと見学ポイント一覧
海響館の展示は、人気の生き物を集めるだけではなく、それぞれの生息環境や行動を理解できるように構成されています。主要な展示と、その特徴を整理しました。
| 展示・施設 | 主な生き物・内容 | 見学するポイント |
|---|---|---|
| ひれあしビーチ | カリフォルニアアシカ | 砂浜をモデルにした環境で陸上と水中の生活を観察 |
| フグペディア | フグ目魚類の標本・映像 | 約100種の多様性や進化、歯や皮の標本に注目 |
| ペンギン村・亜南極ゾーン | キングペンギンなど4種 | 大型プールや水中トンネルから泳ぐ姿を観察 |
| ペンギン村・温帯ゾーン | フンボルトペンギン | 土や波のある環境での生活を観察 |
| 関門海峡水槽 | イサキ、マダイ、アカエイなど | ポンプで再現した潮流と魚の泳ぐ位置に注目 |
| イルカスタジアム | イルカ・アシカ | 約20分間の共演プレゼンテーション |
| シロナガスクジラ骨格標本 | 全身骨格標本 | 推定体長約26メートルの巨大な身体構造 |
このように整理すると、海響館は「動物を見る施設」と「生態を学ぶ施設」の両面を持っていることが分かります。
特にフグペディアと関門海峡水槽は、下関という地域の特徴と密接に関係しています。ペンギン村やひれあしビーチは動物の行動観察、シロナガスクジラの標本は生物学的な学びというように、展示ごとに楽しみ方が異なります。
【2026年最新イベント】開館25周年記念企画と期間限定展示
2026年の海響館では、開館25周年を記念したイベントが複数展開されています。周年記念の企画は一度きりの催しだけではなく、動物の魅力を再発見する内容になっています。
ニコニコ(2525)総選挙の1位はゴマフアザラシのタケル
開館25周年を記念して実施されたのが「海響館ニコニコ(2525)総選挙」です。
2026年3月23日から4月23日まで、海響館で飼育されている11種類の生き物とスタッフ1名が参加し、来館者による館内投票と公式SNSでの投票が行われました。
2026年5月7日に発表された結果では、ゴマフアザラシの「タケル」が1位を獲得。タケルの得票数は803票で、館内217票、SNS586票でした。
総投票数は5,180票。タケルは海響館生まれのゴマフアザラシで、1位を記念した特別フォトタイムも6月14日に開催されました。この企画はすでに終了していますが、25周年を象徴するイベントとして印象的な取り組みです。
2027年1月11日まで「ニコニコ(2525)歯歯歯(ははは)展」を開催
2026年11月現在、特に注目したいのが開館25周年特別企画展「その歯でどう生きる!ニコニコ(2525)歯歯歯(ははは)展」です。
開催期間は2026年7月4日から2027年1月11日まで。1階イベントホールで実施されています。
テーマは、水の生き物たちの「歯」。食べ物や生活環境によって異なる歯の形や機能を、実物標本や解説を通して紹介しています。
展示の目玉は次のとおりです。
- 実際に触れることができる歯の標本
- 全長約3.5メートルのマッコウクジラの巨大なアゴ
- 高さ約2メートルのメガロドンのアゴのレプリカ
- サメの歯の生え変わりに関する研究紹介
- フグの強力な咬む力と丈夫な歯の仕組み
特に興味深いのは、海響館独自の研究によるネコザメの歯の生え変わりに関する推定です。一生の間に生え変わる歯は約3,200本と紹介されています。
フグの歯についても、強い咬む力を支える構造を取り上げています。食べ物として親しまれているフグを、生物学的な視点から見直せる展示です。
2026年11月のオープンラボにも注目
2026年10月31日から11月30日までは、オープンラボ「知ってみよう!下関から流れ出した漂流物の行き先」を開催しています。
下関の海岸に漂着したペットボトルや角材などが、海流や風によってどこへ運ばれていくのかを解説する企画です。ペットボトルのキャップを使った工作も予定されており、海洋ごみについて考える機会になります。
開催場所は1階オープンラボ。参加費は無料ですが、別途入館料が必要です。
- 平日:13時15分~13時45分、15時45分~16時15分
- 土日祝:11時15分~11時45分、13時15分~13時45分、15時45分~16時15分
- 開催期間:2026年10月31日~11月30日
このほか、通常イベントとしてペンギン大編隊、ペンギンフィールドトーク、アシカトーク、アザラシ&スナメリトーク、巨大淡水魚のエサやりトークなども案内されています。開催内容は日によって異なるため、当日のイベントスケジュールを確認しておくと安心です。
【営業時間・入館料金】下関市民割引と年間パスポートの最新情報
海響館を訪れる前に確認したいのが営業時間と入館料金です。2026年11月2日時点の公式案内では、通常の営業時間は9時30分から17時30分までとなっています。
営業時間と最終入館時間
通常営業時間:9時30分~17時30分
最終入館:17時00分
基本的に年中無休ですが、施設メンテナンスや気象状況、災害、生き物の健康状態などによって、営業時間やイベント内容が変更される場合があります。
最終入館は閉館30分前です。17時に入館しても、展示を十分に見て回る時間は限られます。ショーやトークイベントまで楽しみたい場合は、午前中から遅くとも午後の早い時間帯に入館するのがおすすめです。
一般入館料金一覧
- 大人(高校生含む):2,500円
- 小・中学生:1,200円
- 幼児(3歳以上):500円
- 3歳未満:無料
20名以上の団体には団体料金が設定されています。大人2,200円、小・中学生900円、幼児400円です。
下関市民割引の料金
下関市内に住所がある人は、市民価格で入館できます。
- 大人(高校生含む):1,000円
- 小・中学生:450円
- 幼児(3歳以上):200円
一般料金と比べると、大人は1,500円、小・中学生は750円、幼児は300円安くなります。
市民価格を利用するには、住所と氏名を確認できる証明書の原本が必要です。運転免許証、マイナンバーカード、資格確認書などが対象となります。本人ごとに確認が必要になるため、家族で利用する場合も各自の証明書を準備しておきましょう。
年間パスポートは2回分の料金で1年間利用可能
海響館の年間パスポートは、通常入館料金の2回分に設定されています。
- 一般大人:5,000円
- 一般小・中学生:2,400円
- 一般幼児:1,000円
- 下関市民大人:2,000円
- 下関市民小・中学生:900円
- 下関市民幼児:400円
1年間に2回以上訪れる予定がある人には、通常料金で毎回入館するより年間パスポートがお得です。加えて、公式FAQによると、秋吉台サファリランドや周南市徳山動物園、ときわ動物園など、他の観光施設での割引特典もあります。
2026年11月9日から下関市民向けWeb年間パスポートが販売開始
2026年11月2日に発表された新しい情報として、下関市民向けの「web年間パスポート(カード式)」があります。
販売開始は2026年11月9日午前9時。これまで下関市外の利用者向けに販売されていたWeb年間パスポートについて、市民割引を適用した商品もオンライン購入できるようになります。
市民向けの料金は、大人2,000円、小・中学生900円、幼児400円です。
購入サイトでマイナアプリを使ってマイナンバーを登録し、下関市民であることの確認が取れれば購入できます。購入後は1か月以内に本人が来館し、QRコードを提示してカード式の年間パスポートを作成する仕組みです。有効期間はカード作成日から1年間となります。
決済はクレジットカードのみで、購入後のキャンセル・変更はできません。来館期限を過ぎると無効になるため、利用予定を確認してから購入してください。
【アクセス・駐車場・所要時間】失敗しない見学ルートを解説
海響館は下関市の観光エリアである唐戸周辺に位置しています。公共交通機関でも車でもアクセスできますが、休日や観光シーズンには周辺道路や駐車場が混雑することがあります。
所在地と基本アクセス
住所:山口県下関市あるかぽーと6番1号
電話番号:083-228-1100
- JR下関駅からバスで約5分、「海響館前」下車
- JR新下関駅からバスで約30分、「海響館前」下車
- JR小倉駅から在来線でJR下関駅まで約20分、その後バスで約5分
- 門司港から関門汽船の連絡船で下関・唐戸まで約5分
九州方面から訪れる場合は、門司港から連絡船を利用するルートも便利です。関門海峡を船で渡ること自体が観光体験になるため、移動も楽しみたい人に向いています。
車で訪れる場合の駐車場
海響館の公式アクセス案内では、周辺の有料駐車場が複数紹介されています。特に近いのは、みらいパークとみらいパーク2です。
- みらいパーク:395台、海響館まで約55メートル
- みらいパーク2:232台、海響館まで約40メートル
- 市役所立体駐車場:351台、海響館まで約600メートル
- 唐戸市場駐車場:572台、海響館まで約700メートル
みらいパークの公式掲載料金は、8時~20時の平日30分100円、土日祝30分300円。夜間は20時~翌8時まで30分100円で、昼間の最大料金は平日900円、土日祝1,200円です。
市役所立体駐車場は1時間200円で、1時間以内は無料。最大料金は12時間まで毎800円です。
唐戸市場駐車場は572台を収容し、6時~23時は1時間無料(1時間を超えると入庫時から有料)、23時~翌6時は2時間無料という料金設定です。
駐車料金や最大料金は変更される可能性があるため、利用当日に最新情報を確認してください。また、繁忙期は周辺道路の一方通行や渋滞にも注意が必要です。
海響館の所要時間は2~3時間を目安に
海響館の見学時間は、どこまでイベントを楽しむかによって変わります。
- 展示中心:1時間~1時間30分程度
- 展示とイルカ・アシカのプレゼンテーション:2時間程度
- トークイベントや企画展もじっくり見学:2時間30分~3時間程度
口コミでも1~3時間程度の滞在が見られます。特に家族連れでショーやトークを楽しむ場合は、2~3時間を確保すると余裕を持って回れます。
おすすめの見学方法は、最初に当日のイベントスケジュールを確認して、イルカ・アシカのプレゼンテーションの時間を軸に予定を組むことです。
そのうえで、ひれあしビーチ、フグペディア、ペンギン村、関門海峡水槽、シロナガスクジラの骨格標本を順に見ていけば、海響館の主要な見どころを押さえられます。
また、体験型イベントは事前のオンライン予約が必要なものがあります。受付開始は原則として実施日の1週間前からと案内されているため、参加したい企画がある場合は早めに確認しておきましょう。
【評判・口コミを検証】海響館はどんな人におすすめ?注意点も紹介
海響館の評判を確認すると、イルカとアシカの共演、ペンギンの展示、関門海峡をテーマにした水槽など、独自性のある展示が評価されています。
じゃらんnetのクチコミ一覧では、海響館の評価は4.3、口コミ件数は1,305件と表示されています。
高く評価されているポイント
2026年の口コミでは、イルカとアシカのプレゼンテーションについて、動物の動きやジャンプの迫力、スタッフとの連携を評価する声が見られます。
また、フグや関門海峡の生き物など、地域性を感じられる展示に驚いたという感想もあります。ペンギン村についても、間近で観察できることや水中を泳ぐ姿が印象に残ったという投稿が確認できます。
特に、ショーだけでなく飼育スタッフによる生態解説を楽しめることは、子どもから大人まで満足しやすいポイントです。
訪問前に知っておきたい気になる口コミ
一方で、気になる点として挙げられているのが、駐車料金や入館料金、ショー会場の混雑です。
2026年7月の口コミには、ショー開始の10分前に会場へ行ったところ立ち見になったという体験談があり、20分ほど早めに席を確保することを勧めています。大型連休や夏休みなどの繁忙期は、さらに余裕を持った行動が必要です。
また、駐車料金が高いと感じたという口コミもあります。車で訪れる場合は、入館料だけでなく駐車料金も含めて予算を考えておきましょう。
海響館がおすすめの人・あまり向いていない人
おすすめできる人
- イルカやアシカ、ペンギンなど海の生き物が好きな人
- 子どもと一緒に生き物の生態を学びたい家族
- フグや関門海峡など下関ならではの展示を楽しみたい人
- 水族館の展示だけでなく、研究や教育的な解説にも興味がある人
- リニューアル後の新しい展示を見てみたい人
注意したい人
- 短時間で主要展示だけを見て帰りたい人
- 駐車料金をできるだけ抑えたい人
- 混雑したショー会場を避けたい人
- すべてのイベントを予約なしで体験できると思っている人
海響館の魅力は、単に展示数が多いことではありません。関門海峡や下関の食文化と結び付いた展示、動物の行動を観察できる環境、研究成果を伝える学習展示が一体になっていることです。
そのため、写真撮影やショーだけを目的にするよりも、解説パネルを読みながら生き物の特徴を比較する楽しみ方が向いています。
【海響館に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:海響館の営業時間と最終入館時間は何時ですか?
A1:通常営業時間は9時30分~17時30分で、最終入館は17時です。年中無休が基本ですが、臨時の変更やイベント休止があるため、来館当日に公式情報を確認してください。
Q2:海響館の見学には何時間必要ですか?
A2:展示を中心に見る場合は約1時間~1時間30分、ショーやトークイベントまで楽しむ場合は約2~3時間が目安です。25周年特別企画展も見学するなら、余裕を持った予定がおすすめです。
Q3:下関市民割引を利用するには何が必要ですか?
A3:下関市内の現住所と氏名を確認できる証明書の原本が必要です。大人1,000円、小・中学生450円、幼児200円で入館できます。2026年11月9日からは市民向けWeb年間パスポートも販売開始予定です。
Q4:ひれあしビーチでは何が見られますか?
A4:カリフォルニアアシカの展示施設で、砂浜をモデルにした環境の中で、陸上で休む姿や水中を泳ぐ姿を観察できます。繁殖も視野に入れた施設です。
Q5:イルカとアシカの共演ショーは毎日開催されていますか?
A5:公式イベントスケジュールでは、イルカ&アシカのプレゼンテーションが通常イベントとして案内されています。ただし、実施時間や内容は変更される場合があるため、当日のスケジュール確認が必要です。
まとめ:【プロの結論】2026年の海響館はリニューアルと25周年企画が見逃せない
2026年の市立しものせき水族館「海響館」は、2025年8月の大規模リニューアルを経て、さらに見どころが充実した水族館になっています。
新設された「ひれあしビーチ」ではカリフォルニアアシカの自然な生活を観察でき、「フグペディア」では約100種のフグの仲間の多様性や進化を学べます。ペンギン村、関門海峡潮流水槽、イルカとアシカの共演、シロナガスクジラの全身骨格標本も、引き続き見逃せない展示です。
加えて、開館25周年を記念した「ニコニコ(2525)歯歯歯(ははは)展」は2027年1月11日まで開催予定。2026年11月は漂流物をテーマにしたオープンラボも実施されています。
料金面では、下関市民割引や年間パスポートを活用することで負担を抑えられます。特に11月9日から始まる市民向けWeb年間パスポートは、繰り返し訪れる予定のある人にとって便利な新サービスです。
プロの視点から見る海響館の最大の価値は、地域性・生き物の生態・学術的な学びを一つの施設で体験できることです。下関観光の立ち寄り先としてだけでなく、水族館そのものを目的に訪れる価値があります。
初めて訪れる人は2~3時間を目安に予定を組み、イベントの開催時間や駐車場の状況を事前に確認しておくと、より充実した時間を過ごせるでしょう。