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【NHK党の評判・支持率】2025年参院選の結果から見える現在地

葉山 莉子 葉山 莉子 • 更新: • 公開: • 読了約 9 分
目次

NHK党の評判を考えるとき、注目したいのは、NHK受信料問題をめぐる政策への評価と、立花氏の政治活動や党運営への評価を分けることです。

この2つは必ずしも同じではありません。

2025年参議院選挙でNHK党は何票獲得した?

2025年7月20日投開票の第27回参議院議員通常選挙では、NHK党は比例代表で次の結果となりました。


2025年参議院選挙・比例代表


682,626

nhkをぶっ壊す党

獲得票数(按分票を含む概数)


1.15%


比例代表得票率


0議席


比例代表の獲得議席


48人


擁立候補者数


出典:第27回参議院議員通常選挙の集計資料

この結果から分かるのは、NHK党が一定の票を集めた一方、国政で議席を獲得するには至らなかったことです。

なお、得票率1.15%は選挙結果であり、2026年現在の世論調査による支持率と同じ意味ではありません。

NHK党の評判が分かれる3つの理由

1. NHK受信料問題を分かりやすく訴えたこと

受信料制度に疑問を持つ人にとって、スクランブル放送化という主張は理解しやすいものでした。

複雑な放送制度を一つの争点に絞り、選挙で有権者に直接訴えたことは、同党の知名度を高めた要因です。

2. SNSや動画を活用した政治活動

立花氏はYouTubeやSNSを積極的に活用し、既存のテレビ報道とは異なる方法で支持者に情報を届けてきました。

一方、強い言葉を使った発信や、選挙活動をめぐる情報の正確性については批判も集まりました。

3. 党名変更と組織運営への不信

頻繁な党名変更や、2023年以降の代表権をめぐる対立は、組織としての継続性や運営能力を判断するうえでマイナス材料になりました。

特に、立花氏個人への依存度が高かったことは、2026年の休眠発表によって改めて浮き彫りになっています。

NHK党を評価するときに確認したいこと

党のスローガンや知名度だけで判断するのではなく、次の点を確認が必要です。

- NHK受信料に関する政策が具体的な制度改革につながる内容か。
- 党の代表者や資金管理、組織運営が透明か。
- 候補者の発言や選挙活動が法令に沿っているか。
- 選挙で掲げた公約と、その後の活動が一致しているか。

NHK受信料制度への問題提起に賛同することと、立花氏のすべての政治活動を支持することは別の判断です。

【NHK党の今後と再開の見通し】活動再開はあるのか?

最も気になるのが、NHK党が今後再開する可能性です。

2026年10月31日現在、3月3日に発表された休眠方針を撤回し、具体的な再開日程を示したという情報は確認できません。

現状では、再開を前提に考えることは難しい状況です。

再開を左右する3つの条件

1. 立花孝志氏の刑事事件と身柄の状況

立花氏は党の中心的な存在です。

名誉毀損事件の裁判が進み、保釈や身柄の状況に変化が生じれば、党運営について新たな判断が行われる可能性があります。

ただし、裁判の進展と党の再開が直接結びつくとは限りません。

2. 新しい党運営体制の構築

これまでのNHK党は、立花氏個人の発信力や政治的判断に大きく依存してきました。

今後活動を再開するなら、代表者の権限、意思決定の仕組み、資金管理、候補者の選定などを整える必要があります。

立花氏が従来と同じ形で活動できない場合、組織の運営方法そのものを見直す必要も出てきます。

3. 国政政党としての要件を再び満たせるか

2025年参院選の結果と国会議員の離党によって、NHK党は政党要件を失っています。

今後、国政政党として復帰するには、法律上の要件を満たさなければなりません。

政治団体として活動することと、政党交付金を受けられる国政政党として活動することには大きな違いがあります。

今後考えられる3つのシナリオ

シナリオ 想定される状況
活動休眠が長期化 立花氏の身柄や組織運営の問題が解決せず、活動停止が続く
小規模な活動再開 新しい運営体制を整え、NHK受信料問題を中心に政治活動を再開する
組織の再編・再出発 代表者や組織構造を見直し、別の形で政治活動を展開する

いずれも現段階で確定した予定ではありません。

特に、旧党の流れをくむみんなでつくる党と立花氏側のNHK党は、別々の組織として考える必要があります。単純に昔のNHKから国民を守る党が元の形に戻るという見通しは立っていません。

【NHKをぶっ壊す党に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:NHKをぶっ壊す党は2026年現在も活動していますか?

A1:2026年3月3日にNHK党が活動休眠を発表しています。撃退アプリや党関連ホームページの停止方針も公表されました。10月31日現在、具体的な活動再開の日程は示されていません。

Q2:立花孝志氏は逮捕された後、起訴されたのですか?

A2:はい。2025年11月9日に竹内英明元兵庫県議に対する名誉毀損容疑で逮捕され、同月28日に神戸地検から名誉毀損罪で起訴されました。2026年10月初旬の報道では初公判は開かれておらず、勾留も続いていました。有罪判決が確定したわけではありません。

Q3:NHK党とみんなでつくる党は同じ政党ですか?

A3:同じではありません。みんなでつくる党は、旧NHKから国民を守る党から政治家女子48党を経て名称変更した団体です。一方、立花氏側は別の政治団体として活動を続けています。代表者や組織の届出も区別する必要があります。

Q4:NHK党は今後復活する可能性がありますか?

A4:政治団体として活動を再開する可能性はあります。ただし、2026年3月の休眠発表では再開の見通しは示されていません。立花氏の刑事事件、党の資金状況、新しい運営体制の構築などが今後の判断材料になります。

Q5:NHK党は現在も国政政党なのですか?

A5:2025年参議院選挙で比例代表の得票率は1.15%、獲得議席はゼロでした。その後、唯一の国会議員だった齊藤健一郎氏も離党しています。2026年現在は、法律上の政党要件を満たさない政治団体として整理されています。

【プロの結論】NHKをぶっ壊す党の現在から見える政治活動の課題

NHKから国民を守る党は、NHK受信料という身近な問題を選挙の中心に据え、2019年に国政進出を実現した政治団体です。

一方、その後の歴史は、党名変更、代表交代、内部対立、資金問題、刑事事件と、政治組織の継続性が問われる展開となりました。

2026年の状況を理解するためには、次の4点を押さえておく必要があります。

- 党の現在: 2026年3月に活動休眠を発表し、再開時期は未定。
- 立花孝志氏: 2025年11月に名誉毀損罪で起訴され、2026年10月初旬の報道でも勾留が続いていた。
- 組織の現状: 大津綾香氏側のみんなでつくる党と立花氏側のNHK党は別組織。
- 政治的な立場: 2025年参院選の結果と国会議員の離党により、国政政党としての要件を失っている。

そして、見落としてはいけないのが、NHK受信料問題そのものは党の休眠によって解決したわけではないという点です。

2025年10月からはNHKのインターネット配信をめぐる受信契約の仕組みも変わり、公共放送と受信料のあり方は引き続き社会的な議論の対象となっています。

NHK党が再び政治の表舞台に戻るかどうかは、立花氏の刑事事件だけでなく、組織として自立した運営体制を築けるかにも左右されます。

「NHKをぶっ壊す」というスローガンの行方を考えるうえで、本当に注目すべきなのは、立花氏個人の動向だけではなく、受信料問題を政策として継続的に議論できる政治組織が再構築されるかどうかです。


記事の情報基準日:2026年10月31日

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葉山 莉子

美容・ファッション担当として8年以上の取材経験。beauty領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

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