2026年3月29日、中山競馬場で行われた第33回マーチステークスは、サンデーファンデーが優勝した。
レース条件は4歳以上オープン、ダート1800m、ハンデキャップ。天候は晴れ、馬場状態は稍重だった。
2026年の上位3頭
| 着順 | 馬名 | 人気 | 斤量 | 騎手 |
|---|---|---|---|---|
| 1着 | サンデーファンデー | 8番人気 | 59kg | 角田大和 |
| 2着 | アクションプラン | 5番人気 | 57.5kg | 荻野極 |
| 3着 | ブレイクフォース | 7番人気 | 58kg | 横山武史 |
勝ちタイムは1分51秒2。サンデーファンデーは6歳牡馬で、59kgという重い斤量を背負いながら勝ち切った。
勝負を分けたのは4コーナーの位置取り
JRAの公式成績に記載されたコーナー通過順位を見ると、サンデーファンデーは次のように進んでいる。
- 1コーナー:3番手
- 2コーナー:3番手
- 3コーナー:2番手
- 4コーナー:1番手
序盤から前方を確保し、勝負どころで先頭に立つ競馬だった。
2着のアクションプランも好位を維持しており、先行力が結果につながった一戦といえる。
一方、3着のブレイクフォースは4コーナーで12番手から追い上げた。先行馬が優勢という過去データの中でも、差し馬が馬券圏内に入る余地は残されている。
2026年の結果が示した要点
今回の結果には、過去10年の傾向を考えるうえで重要な要素が3つある。
第一に、8番人気でも勝てること。
サンデーファンデーは上位人気ではなかったが、コース適性と先行力を発揮して勝利した。
第二に、59kgでも勝てること。
過去6年の勝ち馬に見られた56~57.5kgという傾向から外れ、重い斤量でも能力を発揮できる馬がいることを示した。
第三に、1番人気を過信できないこと。
1番人気のオメガギネスは7着。人気上位馬を軸にする場合も、コース適性や展開を検討する必要がある。
2026年の結果は、マーチステークスの予想において、人気や斤量だけでなく、実際にどのような競馬ができる馬なのかを見極める重要性を示している。
【プロの結論】マーチステークスの過去データを次回予想に生かす方法

過去10年の結果を総合すると、次回のマーチステークスで重視したい条件は明確になる。
予想で優先したい5つのチェックポイント
1. 5歳・6歳を中心に検討する
過去10年で両世代が8勝している。特に5歳馬は複勝率29.4%と好成績だ。
2. 先行力を重視する
先行馬の複勝率は43.6%。中山ダート1800mのコース形態とも整合する傾向である。
3. 2番人気の実績を参考にする
1番人気より2番人気のほうが高い複勝率を記録している。ただし、人気は能力の評価材料の一つにすぎない。
4. 6枠を中心に枠順を検討する
今回の集計では6枠が複勝率35.0%でトップ。8枠も25.0%と悪くない。ただし、枠順だけで判断するのは避けたい。
5. 斤量と実力のバランスを見る
軽い斤量は魅力だが、2026年には59kgのサンデーファンデーが勝利した。負担重量と過去の実績を合わせて評価することが大切だ。
どんな馬を評価し、どんな馬に注意するべきか
| 評価の方向性 | チェックしたい条件 |
|---|---|
| 積極的に評価 | 5~6歳で先行力があり、中山ダートに適性がある馬 |
| 穴馬候補 | 7~9番人気でも近走内容やコース適性に裏付けがある馬 |
| 慎重に評価 | 人気先行で、先行力や持久力に不安がある馬 |
| 展開次第で評価 | 早めに動ける差し馬、長く脚を使える馬 |
特に注意したいのは、人気薄と実力不足を混同しないことだ。
2019年のサトノティターンや2026年のサンデーファンデーのように、人気が低くても勝ち切る馬には、それぞれレースで力を発揮できる条件があった。
穴馬を探す場合も、単勝人気だけでなく、近走の内容、脚質、斤量、コース適性を組み合わせて判断したい。
過去の成績は将来の的中を保証するものではない。馬券を購入する際は予算を決め、無理のない範囲で楽しむことも忘れてはならない。
マーチステークスの過去データに関するよくある質問(FAQ)
Q1:マーチステークスの過去10年で最も高い3連単配当はいくら?
A1:2019年の1,240,620円。8番人気のサトノティターン、11番人気のロンドンタウン、12番人気のリーゼントロックで決着した。
Q2:マーチステークスで1番人気の勝率は?
A2:2017~2026年の集計では10.0%。10回中1勝で、複勝率は40.0%。一方、2番人気は勝率30.0%、複勝率60.0%だった。
Q3:マーチステークスで有利な脚質は?
A3:先行馬が優勢。過去10開催の集計では複勝率43.6%で、逃げ馬や差し馬、追込馬を上回っている。
Q4:マーチステークスで好成績を残している年齢は?
A4:5歳馬と6歳馬。過去10年ではそれぞれ4勝を挙げており、特に5歳馬は複勝率29.4%を記録している。
Q5:2026年のマーチステークスの優勝馬と3連単配当は?
A5:2026年3月29日の優勝馬はサンデーファンデー。角田大和騎手とのコンビで8番人気から勝利し、3連単15-7-4の払戻金は117,600円だった。
まとめ:マーチステークスは先行力と穴馬の見極めが重要
マーチステークスの2017~2026年の過去10開催を振り返ると、人気薄の勝利、高額配当、5歳・6歳馬の活躍、先行馬の好走という特徴が浮かび上がる。
特に注目したい数字は、先行馬の複勝率43.6%と、5歳馬の複勝率29.4%。一方、1番人気の勝率は10.0%にとどまり、人気だけで軸馬を決めるのは難しいレースだ。
2019年の3連単124万620円、2026年の11万7,600円という結果も、ハンデ戦ならではの難しさを物語っている。
次回の予想では、5歳・6歳を中心に、先行力、中山ダート1800mへの適性、斤量、枠順を総合的に評価したい。加えて、7~9番人気の中から実力と展開の裏付けがある伏兵を見つけられるかが、マーチステークス攻略の大きなポイントとなる。