2026年2月に開催されたミラノ・コルティナ冬季五輪の女子カーリングは、2月19日に予選ラウンドロビンの全日程を終了しました。日本代表は全9試合を戦い、2勝7敗で10チーム中8位。惜しくも準決勝進出を逃す結果となりました。予選を首位で通過したのは7勝2敗のスウェーデン。アメリカ、スイス、カナダも6勝3敗で上位4チームに入り、メダルを懸けた決勝トーナメントへ進みました。
日本代表のスキップを務めた吉村紗也香を中心に、スウェーデン戦や韓国戦の結果、全9試合のスコア、女子カーリング全10チームの最終順位を整理します。特に、日本と同じ2勝7敗だったイタリア、中国との順位を分けた仕組みも含め、2026年大会の予選結果を詳しく振り返ります。
【2026年最新】カーリング女子予選結果と準決勝進出チームは?

2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪の女子カーリングには、10か国が出場しました。
予選方式はラウンドロビンです。各チームが残る9チームと1試合ずつ対戦し、9試合の勝敗によって順位を決定します。
上位4チームが準決勝へ進出する方式で、日本代表には9試合を通じて安定した勝率を残すことが求められました。
World Curlingの公式最終記録によると、予選の結果は次のとおりです。
日本は2勝7敗の8位。準決勝進出ラインとなる4位のカナダとは4勝の差がありました。
準決勝に進んだ女子カーリング上位4チーム
- 1位:スウェーデン(7勝2敗)
- 2位:アメリカ(6勝3敗)
- 3位:スイス(6勝3敗)
- 4位:カナダ(6勝3敗)
スウェーデンは7勝を挙げ、10チームの中で唯一7勝に到達。安定した戦いで首位を確保しました。
一方、2位から4位まではすべて6勝3敗で並びました。アメリカ、スイス、カナダは勝敗数が同じでしたが、同率時の順位決定ルールによって順位が確定しています。
準決勝の対戦カード
大会の競技方式では、ラウンドロビン1位と4位、2位と3位が準決勝で対戦します。
そのため、組み合わせは以下のとおりです。
- スウェーデン対カナダ
- アメリカ対スイス
日本代表は8位となったため、この準決勝の舞台には進めませんでした。
【完全一覧】カーリング女子全10チーム最終順位と勝敗
2026年大会の女子カーリング予選順位を、各国の勝敗とともに一覧にしました。
出典:World Curling「Olympic Winter Games 2026」女子ラウンドロビン最終順位、公式結果サマリー。
上位4チームの戦いで目立ったポイント
1位のスウェーデンは7勝2敗。アンナ・ハッセルボリがスキップを務め、予選を通じて首位を守りました。
2位のアメリカはタビサ・ピーターソン、3位のスイスはシルバーナ・ティリンツォーニ、4位のカナダはレイチェル・ホーマンがそれぞれチームを率いました。
特に注目されたのは、6勝3敗で並んだ3チームの順位です。勝敗数だけでは順位を確定できないため、同率時の規定が適用されました。
一方、韓国とイギリスも5勝4敗で並びましたが、準決勝進出に必要な4位には届きませんでした。
上位4チームと5位以下の差は、単純な勝敗数だけでなく、最終的な順位決定の仕組みによっても明確になりました。
【日本代表の全試合結果】吉村紗也香率いるチームは2勝7敗
日本代表が戦った9試合の結果を、開催日と対戦相手別に振り返ります。
World Curlingの公式チームプロフィールに掲載されたスコアは次のとおりです。
日本代表のラウンドロビン全9試合
第1試合:2月12日
- 日本 4-8 スウェーデン(敗戦)
大会初戦は優勝候補のスウェーデンとの対戦でした。日本は4点にとどまり、黒星スタートとなりました。
第2試合:2月12日
- 日本 7-10 デンマーク(敗戦・エクストラエンド)
同日に行われたデンマーク戦も敗戦。10エンド終了時に決着がつかず、延長戦となりましたが、最終的に3点差で敗れました。
第3試合:2月14日
- 日本 7-5 スイス(勝利)
ここで日本代表が今大会初勝利を挙げました。スイスは最終順位3位となる強豪であり、日本にとって重要な1勝でした。
第4試合:2月14日
- 日本 4-7 アメリカ(敗戦)
スイス戦の勝利に続く連勝を狙いましたが、アメリカに敗れました。
第5試合:2月15日
- 日本 5-7 韓国(敗戦)
アジア勢同士の注目カードでしたが、日本は2点差で敗戦。予選順位を上げるためにも痛い結果となりました。
第6試合:2月16日
- 日本 6-9 カナダ(敗戦)
最終的に4位で準決勝に進んだカナダに敗れ、予選後半に向けて厳しい状況となりました。
第7試合:2月17日
- 日本 6-8 イタリア(敗戦)
開催国イタリアとの対戦も接戦となりましたが、2点差で敗れました。
第8試合:2月18日
- 日本 3-9 イギリス(敗戦)
終盤の重要な一戦でしたが、得点を伸ばせず敗戦。これで7敗目となりました。
第9試合:2月19日
- 日本 9-6 中国(勝利)
最終戦では中国を破り、大会2勝目を記録しました。ただし、予選突破に必要な勝敗数には届かず、8位で全日程を終えました。
日本代表の勝敗を整理すると?
- 勝利:スイス、中国
- 敗戦:スウェーデン、デンマーク、アメリカ、韓国、カナダ、イタリア、イギリス
- 合計:2勝7敗
日本はスイスという上位チームから勝利を挙げた一方、韓国やイタリアなど順位を争う相手との試合を落としました。
9試合の得点は合計51点、失点は69点。得失点差はマイナス18点でした。7敗のうち、最も点差が小さかった試合も2点差であり、僅差の敗戦を勝利に変えられなかったことが最終成績に表れています。
【注目カードを検証】日本対スウェーデン・日本対韓国の試合結果
日本代表の予選結果を振り返るうえで、特に検索されているのがスウェーデン戦と韓国戦です。
どちらも日本の順位を左右する重要な試合でした。
日本対スウェーデンの試合結果は4対8
日本 4-8 スウェーデン
2026年2月12日・ラウンドロビン第1試合
日本にとって大会の初戦となったのが、アンナ・ハッセルボリ率いるスウェーデンとの対戦です。
スウェーデンは最終的に7勝2敗で予選首位となったチーム。日本は4点を獲得しましたが、8点を奪われて敗れました。
初戦で強豪と対戦したこともあり、序盤から厳しい試合展開となりました。
なお、スウェーデンは予選最終日までに準決勝進出を確定させており、安定した成績を残しています。
日本対韓国の試合結果は5対7
日本 5-7 韓国
2026年2月15日・ラウンドロビン第5試合
韓国戦は、日本と同じアジア勢との対決として注目されました。
韓国代表はキム・ウンジがスキップを務め、最終的に5勝4敗の5位で予選を終えています。
日本は5点を獲得したものの、韓国の7点を上回ることができませんでした。
この試合で勝利していれば、日本の勝敗は3勝6敗となり、最終順位の見え方も変わっていたはずです。ただし、実際には敗戦となり、上位進出に向けた余裕を失う結果となりました。
スウェーデンと韓国の最終順位を比較
- スウェーデン:7勝2敗、1位、準決勝進出
- 韓国:5勝4敗、5位、予選敗退
- 日本:2勝7敗、8位、予選敗退
同じ予選を戦った3チームでも、最終的な勝敗には大きな差が生まれました。
【日本代表メンバー】吉村紗也香を中心としたチーム構成と課題
2026年ミラノ・コルティナ五輪の女子カーリング日本代表は、吉村紗也香がスキップを務めたチームです。
World Curlingの公式チームプロフィールに掲載された選手構成は以下のとおりです。
- 吉村紗也香:フォース、スキップ
- 小野寺佳歩:サード
- 小谷優奈:セカンド
- 大宮杏奈:リード
- 小林未奈:リザーブ
チームの中心を担った吉村紗也香は、試合の最終局面で重要なショットを担当するスキップです。
カーリングでは、スキップのショット精度だけでなく、各エンドの得点状況、相手の配置、ストーンの残り方を踏まえた判断が大切です。
2勝7敗という結果から見える課題
日本の成績を単純に勝敗だけで評価するのではなく、対戦結果の中身も確認する必要があります。
今大会の日本は、次のような特徴を残しました。
1. 上位チームにも勝利できる力はあった
3位のスイスを7-5で破ったことは、上位チームと競争できる可能性を示す結果でした。
2. 重要な試合で勝ち切れなかった
韓国、イタリア、イギリスなどとの対戦を落としたことで、勝ち星を積み重ねられませんでした。
3. 最終戦の勝利だけでは順位を挽回できなかった
最終日の中国戦では9-6で勝利しましたが、すでに積み重なった7敗を覆すことはできませんでした。
カーリングのラウンドロビンでは、特定の強豪に勝つだけでなく、9試合を通じて取りこぼしを減らすことが重要です。
日本代表の2勝7敗という結果は、個々の試合の善戦だけでは準決勝に届かない、予選方式の厳しさを示しています。
【8位と9位の違い】日本・イタリア・中国の順位が決まった理由
今回の女子カーリング予選で、見落とされやすいポイントがあります。
それは、日本、イタリア、中国の3チームが、いずれも2勝7敗だったことです。
勝敗数が同じなのに、なぜ日本が8位、イタリアが9位、中国が10位になったのでしょうか。
順位を分けたのはDSC(ドローショットチャレンジ)
World Curlingの競技規則では、複数チームが同じ勝敗数で並んだ場合、まず当該チーム同士の対戦成績を確認します。
3チーム以上が同率の場合も、直接対決の結果が順位決定に使用されます。
しかし、今回の日本・イタリア・中国は、直接対決でも順位を完全には決められませんでした。
3チームの直接対決は次のとおりです。
- 日本は中国に9-6で勝利。
- イタリアは日本に8-6で勝利。
- 中国はイタリアに8-7で勝利。
つまり、3チームとも直接対決では1勝1敗です。
そこで適用されたのが、DSC(Draw Shot Challenge)です。
DSCは、ラストストーンドローの計測距離を利用して算出する平均値で、数値が小さいチームほど上位になります。
3チームのDSC比較
- 日本:27.513cm
- イタリア:34.719cm
- 中国:41.206cm
日本は3チームの中で最も小さい数値を記録したため、8位となりました。
イタリアは9位、中国は10位です。
これは日本が予選で8番目に多く勝利したという意味ではありません。3チームとも2勝7敗であり、最終順位は同率時の公式規定によって決まりました。
この仕組みを理解しておくと、カーリング女子の星取表をより正確に読み解けます。
【プロの結論】2026年女子カーリング予選で日本が残した結果の意味
2026年大会の日本代表は、2勝7敗で8位という結果に終わりました。
数字だけを見ると厳しい成績ですが、スイスを破った試合や最終戦の中国戦での勝利など、強豪と競い合う場面もありました。
一方、準決勝に進出した4チームは、いずれも6勝以上を挙げています。
今回の結果から読み取れるのは、カーリングでは一発の好ショットや特定の試合での勝利だけでなく、長い予選期間を通じた安定感が順位を決めるということです。
特に、次の3点が大会結果を理解する重要な判断基準になります。
- 勝敗数を最初に確認する:準決勝進出には9試合中6勝以上が必要となった。
- 直接対決も確認する:同じ勝敗数でも対戦相手との結果によって順位が変わる。
- DSCまで確認する:直接対決でも順位が決まらない場合、ショットの計測結果が順位を左右する。
日本代表の8位という順位には、こうした競技規則と9試合の積み重ねが反映されています。
【カーリング女子予選結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年ミラノ・コルティナ五輪のカーリング女子で日本は何位でしたか?
A1:日本代表は2勝7敗で10チーム中8位でした。準決勝進出条件の上位4チームには入れず、予選敗退となりました。
Q2:カーリング女子の準決勝に進んだ4チームはどこですか?
A2:スウェーデン、アメリカ、スイス、カナダです。順位はスウェーデンが1位、アメリカが2位、スイスが3位、カナダが4位でした。
Q3:日本対スウェーデンの試合結果は?
A3:2026年2月12日に行われた予選初戦で、日本は4-8でスウェーデンに敗れました。
Q4:日本対韓国の試合結果は?
A4:2026年2月15日の対戦で、日本は韓国に5-7で敗れました。
Q5:日本はなぜ2勝7敗で8位になったのですか?
A5:日本、イタリア、中国が同じ2勝7敗だったためです。直接対決も3チームが1勝1敗で並び、最終的にDSCの数値によって順位が決まりました。日本は27.513cmで3チーム中最も良い数値だったため8位となりました。
Q6:日本代表の吉村紗也香はどのポジションでしたか?
A6:吉村紗也香はフォース兼スキップを務めました。チームの司令塔として、最後のショットを担当する重要なポジションです。
まとめ:2026年カーリング女子予選結果と日本代表の最終順位
2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪の女子カーリング予選は、2月19日に全日程を終了しました。
最終結果を改めて整理します。
- 1位:スウェーデン(7勝2敗)
- 2位:アメリカ(6勝3敗)
- 3位:スイス(6勝3敗)
- 4位:カナダ(6勝3敗)
- 8位:日本(2勝7敗)
日本代表は吉村紗也香を中心に9試合を戦い、スイスと中国から勝利を挙げました。しかし、7敗を喫したことで準決勝進出には届きませんでした。
特に注目すべきなのは、日本と同じ2勝7敗だったイタリア、中国との順位争いです。DSCによって日本が8位を確保したことは、カーリング特有の順位決定ルールを理解するうえでも要点です。
2026年大会の女子カーリング予選で、日本は8位。準決勝進出はスウェーデン、アメリカ、スイス、カナダの4チームでした。
勝敗だけでなく、直接対決やDSCまで確認することで、今回の大会結果を正確に把握できます。