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エルドレッドのママチャリは誰から?譲渡の真相と155万5000円落札、2026年最新情報

小柳 真央 小柳 真央 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
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広島東洋カープの元主砲、ブラッド・エルドレッド氏。豪快なホームランと大柄な体格でファンを魅了した一方、広島市内をママチャリで走る姿でも知られていた。実は、この自転車には元チームメートのデニス・サファテ氏から譲り受けたという意外なエピソードがある。

子供の送迎や買い物、マツダスタジアムへの移動に使われた自転車は、やがて広島ファンの間でおなじみの存在になった。2019年には後継モデルが「エルドレッド号」としてチャリティーオークションに出品され、155万5000円で落札。さらに2026年2月の日南キャンプにも駐米スカウトとして姿を見せている。自転車の誕生秘話から引退後の活動まで、時系列で振り返る。

【真相】エルドレッドのママチャリはデニス・サファテから譲られた一台だった

エルドレッドママチャリ

エルドレッドのママチャリの始まりは、広島東洋カープで同じ時期にプレーしたデニス・サファテ氏との交流にある。

サファテ氏は広島在籍時に自分が使用していた自転車をエルドレッド氏に譲った。エルドレッド氏本人も、2018年4月に放送された広島テレビの番組「テレビ派」のインタビューで、サファテからもらった自転車が最初のママチャリだったと説明している。

つまり、エルドレッドの自転車生活は、もともと自転車好きだったから始まったわけではない。チームメートから譲り受けた一台が、広島での暮らしを変えるきっかけになったのだ。

このエピソードを裏付けるのが、2017年8月のBASEBALL KINGの報道だ。同記事では、サファテが広島時代に愛用していた自転車をエルドレッドが譲り受け、その後も大切に使っていたことが紹介されている。

同記事では、エルドレッド氏がプレゼントされた自転車を古くなったからといって簡単に買い替えようとはしなかったことにも触れている。単なる移動手段ではなく、元チームメートとの思い出が詰まった品だった。

2019年9月には、引退セレモニーで自転車に乗るエルドレッド氏の姿を見たサファテ氏が、SNSで祝福のメッセージを送った。Full-Countもこの交流を報道しており、二人の間に続く親しい関係が改めて注目された。

【愛用した理由】子供の送迎から買い物まで、広島での自転車生活

エルドレッド氏がママチャリを気に入った理由は、見た目の面白さではない。家族との日常生活に非常に便利だったことが大きい。

子供を乗せられる日本の自転車が新鮮だった

2018年の広島テレビのインタビューで、エルドレッド氏は自転車に乗り始めたきっかけについて語っている。

本人によると、来日前のアメリカでは自転車で通勤・通学する習慣がほとんどなく、子供を乗せられるタイプの自転車も身近なものではなかったという。

広島でサファテから譲り受けた自転車には子供を乗せることができた。そこで家族用にもう一台を購入し、妻も自転車を利用するようになった。

当時、本人には2人の子供がおり、子供を乗せられることは日常生活において大きな利点だった。

1年に1台購入するほど自転車が好きになった

2019年6月29日に広島ホームテレビの情報番組「フロントドア」で紹介されたインタビューでは、さらに興味深い話が明らかになった。

エルドレッド氏は、広島で所有していた自転車は4〜5台ほどだったと説明。新しいモデルを見ると欲しくなり、だいたい1年に1台のペースで購入していたという。

自転車は子供の送迎だけでなく、買い物や外出にも使用。妻も自転車を利用し、家族の移動手段として定着していた。

2015年9月の中国新聞の報道でも、外の空気を吸いたくなったときに子供を乗せて出かけるエルドレッド氏の姿が紹介されている。

本人にとって自転車は、球場での仕事と家庭生活をつなぐ身近な道具だった。広島の街を自分のペースで移動することそのものを楽しんでいた点が、ママチャリ愛の本質だった。

【球場通勤の真相】大柄なエルドレッドがママチャリで通った理由

エルドレッドのママチャリ姿が全国的に知られるようになった理由の一つが、マツダスタジアムへの自転車通勤だった。

身長196センチ、体重122キロと紹介された大柄な選手が、日本の一般的なママチャリに乗って広島市内を移動する。その光景は、豪快なホームランとは違った親しみやすさを生んだ。

ホームゲームの日も自転車で球場へ向かうことがあった

2018年11月29日の週刊プレイボーイの記事では、共同通信社のカープ担当記者がエルドレッド氏の自転車生活を振り返っている。

同記事によると、前後のチャイルドシートに愛娘を乗せて買い物に出かける姿は、広島市民にとって珍しいものではなかった。

さらに興味深いのは、球場への移動についての証言だ。

広島カープでは、ホームゲーム開催日に事故防止のため、選手の球場入りにタクシーを利用するルールが設けられていた。しかし、エルドレッド氏は時折、自転車で球場に乗りつけていたという。

もちろん、毎日自転車で通勤していたという意味ではない。球団の安全管理上のルールと、本人の自転車好きが共存していたというエピソードだ。

ママチャリ姿がカープファンに愛された理由

エルドレッド氏の魅力は、グラウンドの外でも変わらなかった。

2017年のBASEBALL KINGの記事では、広島市内で自転車を使う姿だけでなく、ファンレターにサインとメッセージを添えて返信する姿勢や、丁寧なあいさつなども紹介されている。

また、週刊プレイボーイの取材では、日本の言葉や文化の違いを楽しみ、通訳を伴わずに買い物や移動に挑戦するエピソードも伝えられた。

ママチャリは、エルドレッド氏が広島の暮らしに自然に溶け込んでいたことを象徴する存在だった。単に珍しい外国人選手の姿として話題になったのではなく、日常の中で地域と接点を持つ選手だったからこそ、長く記憶されている。

【関係者・時系列一覧】サファテからバティスタへ、自転車をめぐる人間関係

エルドレッドの自転車エピソードには、サファテだけでなく、バティスタや家族、通訳など複数の人物が関わっている。

特に2019年の広島ホームテレビのインタビューでは、エルドレッド氏が複数の自転車を所有し、周囲の人にも譲っていたことが明らかになった。

主な関係者と出来事を時系列で整理すると、次のようになる。

時期 人物・出来事 自転車との関係
2012年前後 デニス・サファテ 広島在籍時に使用していた自転車をエルドレッドに譲った。
2015年 エルドレッドと家族 子供を乗せて外出する姿が中国新聞で紹介された。
2017年 広島市内・マツダスタジアム ママチャリで球場へ向かう姿が報道で紹介された。
2018年4月 広島テレビ「テレビ派」 サファテから譲られた自転車が最初の一台だったと本人が説明。
2019年6月 サビエル・バティスタ エルドレッドが所有していた自転車の一台を譲り受けた。
2019年9月15日 引退セレモニー 愛用車の後継モデル「エルドレッド号」がチャリティーオークションに出品された。
2019年10月10日 広島東洋カープ エルドレッド号が155万5000円で落札されたと発表。
2026年2月1日 日南春季キャンプ 駐米スカウトとして視察に訪れ、ファンの間でもママチャリ姿が話題になった。

バティスタへの譲渡は本人からのメールがきっかけ

2019年6月29日の「フロントドア」では、エルドレッド氏が所有していた4〜5台の自転車についても紹介された。

友人や友人の妻、通訳などに自転車を譲ったほか、そのうちの一台はサビエル・バティスタ選手が使っていたという。

バティスタ選手から譲ってほしいというメールが届き、エルドレッド氏は快く了承したと説明している。

ここで押さえておきたいのは、サファテから譲られた最初の一台と、バティスタに譲った自転車を同一のものと断定できないことだ。エルドレッド氏は複数台を所有しており、周囲の希望に応じて譲っていた。

このエピソードからは、ママチャリが個人的な趣味にとどまらず、チームメートとの交流にもつながっていたことが分かる。

【155万5000円の真相】エルドレッド号のチャリティーオークション

エルドレッドのママチャリを語るうえで欠かせないのが、2019年に実施されたチャリティーオークションだ。

広島東洋カープは2019年10月10日、エルドレッド氏の自転車「エルドレッド号」が155万5000円で落札されたと発表した。

落札されたのはサファテから譲られた最初の自転車ではない

ここには重要な違いがある。

オークションに出されたのは、エルドレッド氏が現役時代に愛用していたママチャリそのものではなく、その後継モデルだった。

日刊スポーツによると、出品されたのはブリヂストンの「bikke POLAR e」。チャイルドシートを取り付け、本人の直筆サインを入れた特別仕様だった。

2019年9月15日の引退セレモニーに合わせて企画され、本人もマツダスタジアムで自転車にサインを記入している。

背番号55のユニホーム姿で自転車にサインする様子は、デイリースポーツでも報じられた。オリジナルステッカーには、エルドレッド氏の愛称である「BIG COUNTRY」の文字も入っていた。

155万5000円は全額寄付された

このオークションで特に重要なのは、落札金額の使い道だ。

エルドレッド氏本人の意向により、売上金は全額「広島大学病院ファミリーハウス運営基金」に寄付された。

同施設は、小児がん患者とその家族を支えるための施設であり、寄付金はその運営に役立てられることになった。

オークションは2019年9月12日から16日まで受け付けられ、10月10日に155万5000円での落札が発表された。

この金額を一般的な電動アシスト自転車の中古市場価格と比較するのは適切ではない。本人の直筆サイン、エルドレッド号としての記念性、カープファンにとっての思い出、そして小児がん患者と家族を支援する寄付の目的が重なった特別な落札だった。

自転車の話題が社会貢献につながったことも、エルドレッド氏らしいエピソードとして記憶されている。

【2026年最新】エルドレッドは日南キャンプに登場!現在は駐米スカウトとして活動

現役引退後のエルドレッド氏は、広島東洋カープとの関係を絶ったわけではない。2019年9月4日に現役引退が発表されると同時に、球団の駐米スカウトに就任した。

2026年2月1日、日南キャンプで姿を見せた

2026年の最新情報として注目されたのが、宮崎県日南市の天福球場で行われた春季キャンプだ。

2026年2月1日、エルドレッド氏は広島の駐米スカウトとして日南キャンプを視察。デイリースポーツ広島の公式Xも、キャンプを視察するエルドレッド氏の姿を投稿している。

加えて、広島のファンサイト「かーぷぶーん」では、2月1日に天福球場で撮影された写真や、エルドレッド氏のママチャリ姿が紹介された。

現役引退から数年が経過しても、キャンプ地でファンに注目される存在であることがうかがえる。

2026年もアメリカで外国人選手を発掘

2026年4月29日付のアサ芸プラスは、中国新聞の番記者による同行取材をもとに、エルドレッド駐米スカウトのアメリカでの活動を紹介した。

記事によると、4月21日の視察初日はニューヨーク州の3A球場を訪問。スピードガンやビデオを活用しながら選手を観察し、気温が下がる中でも視察を続けたという。

また、2027年からセ・リーグにDH制が導入されることを見据え、これまで候補に挙げていなかった打撃特化型の選手もリストに加えていると報じられた。

現役時代に広島の主砲としてプレーした経験が、現在は外国人選手を見極める仕事に生かされている。

2026年11月の日南秋季キャンプとの違い

2026年11月2日時点で、広島東洋カープの公式発表では日南秋季キャンプは11月5日から21日までの予定となっている。

この秋季キャンプについては、選手の参加情報とエルドレッド氏の視察予定を混同しないことが大切だ。2026年の日南キャンプでの姿として確認できるのは、2月1日の春季キャンプでの視察である。11月の秋季キャンプへの参加については、球団からの公表情報は確認できない。

いずれにしても、2026年も駐米スカウトとして活動していることは、同年4月の米国視察報道から確認できる。

【カープでの評判】エルドレッドが引退後も愛され続ける理由

エルドレッド氏が広島で特別な存在になった理由は、ママチャリだけではない。

2012年シーズン途中に広島へ加入し、2018年まで7シーズン在籍。2014年には37本塁打でセ・リーグの本塁打王を獲得した。

NPB公式の年度別成績によると、通算成績は577試合、496安打、133本塁打、370打点。2016年から始まったリーグ3連覇にも貢献している。

成績だけでは説明できない人柄への評価

2019年9月4日に現役引退と駐米スカウト就任が発表されると、広島は同月15日にマツダスタジアムで引退セレモニーを実施した。

外国人選手としては異例の引退セレモニーだったことも、エルドレッド氏が球団やファンからどれほど大切にされていたかを示している。

2019年の引退スピーチでは、チームメートや監督、コーチ、スタッフ、球団職員、そしてファンへの感謝を伝えた。

スポーツメディアのNumber Webや週刊プレイボーイも、エルドレッド氏の人柄を紹介している。ファンレターを大切にし、日本語や日本文化を積極的に学び、地域の人々と自然に交流する姿が印象的だった。

ママチャリ姿は、そうした人柄を視覚的に伝える象徴でもあった。

大柄な外国人選手が子供を乗せた自転車で買い物に出かける。球場では全力プレーを見せ、街ではファンに気さくに接する。グラウンド内外での一貫した姿勢が、広島での高い評価につながった。

【プロの結論】エルドレッドのママチャリが今も語り継がれる本当の理由

エルドレッドのママチャリは、珍しい外国人選手のエピソードとして片付けられるものではない。

その始まりには、サファテから譲り受けた一台があった。そこから子供の送迎、家族での移動、球場への通勤へと用途が広がり、広島での暮らしに欠かせない存在になった。

加えて、バティスタへの譲渡や2019年のチャリティーオークションを通じて、自転車はチームメートとの関係や地域への貢献を象徴する存在へと変わっていった。

特に重要なのは、155万5000円という落札額を自転車そのものの価格と捉えないことだ。後継モデルに本人のサインを入れた記念品であり、売上全額が小児がん患者と家族を支援する基金に寄付された。そこには、ファンの思いと社会貢献という二つの意味があった。

また、2026年2月の日南キャンプで再び姿を見せたことは、現役引退後もエルドレッド氏と広島の関係が続いていることを示している。現在は駐米スカウトとして、かつて自分が経験した日本野球への適応を、新たな外国人選手の発掘に生かしている。

ママチャリが語り継がれる理由は、価格や珍しさだけではない。広島で生活し、地域に溶け込み、カープの一員として長く愛された選手の人間性が、その一台に重なっているからだ。

【エルドレッドのママチャリ】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:エルドレッドのママチャリは誰から譲られた?
A1:元広島東洋カープのチームメート、デニス・サファテから譲り受けたものです。エルドレッド本人が2018年の広島テレビのインタビューで、最初のママチャリだったと説明しています。

Q2:エルドレッド号は本当に155万5000円で落札された?
A2:はい。2019年10月10日に広島東洋カープが発表しました。落札されたのは愛用車の後継モデルで、チャイルドシートや直筆サインを施した特別仕様です。売上金は広島大学病院ファミリーハウス運営基金に全額寄付されました。

Q3:バティスタもエルドレッドの自転車を使っていた?
A3:はい。2019年6月の広島ホームテレビの番組で、エルドレッド本人が所有していた自転車の一台をバティスタに譲ったと説明しています。譲渡のきっかけは、バティスタ本人から届いたメールでした。

Q4:エルドレッドは2026年現在、何をしている?
A4:広島東洋カープの駐米スカウトを務めています。2026年2月1日には日南春季キャンプを視察し、同年4月にはアメリカの3A球場で外国人選手の視察活動を行ったことが報道されています。

Q5:2026年の日南キャンプでもママチャリ姿が見られた?
A5:2026年2月の日南春季キャンプでは、エルドレッド氏の視察姿とママチャリに関する写真がファンの間で話題になりました。デイリースポーツ広島も2月1日にキャンプを視察する同氏の写真を投稿しています。

まとめ:エルドレッドのママチャリは広島愛を象徴する存在

エルドレッドのママチャリは、デニス・サファテから譲り受けた一台をきっかけに始まった。子供の送迎や買い物、球場への移動など、広島での生活に深く根付いていた。

2019年には後継モデルがエルドレッド号として155万5000円で落札され、その全額が小児がん患者と家族を支える基金に寄付された。

現役引退後も駐米スカウトとしてカープを支え、2026年2月には日南キャンプにも登場。アメリカでの選手発掘にも取り組んでいる。

サファテから始まった小さな自転車の物語は、チームメートとの友情、家族との日常、広島のファンとの絆、そして社会貢献へとつながった。ママチャリ姿が今もファンの記憶に残っているのは、エルドレッドという選手が広島の街と人々を大切にしていた証しなのかもしれない。

主な参照資料:NPB公式年度別成績、広島テレビ「テレビ派」「フロントドア」、中国新聞、BASEBALL KING、週刊プレイボーイ、Number Web、日刊スポーツ、デイリースポーツ、2026年の日南キャンプ関連報道。

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小柳 真央
デジタルマーケター 小柳 真央
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スポーツ担当として7年以上の取材経験。sports領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

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