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【ハイキュー!!第4期の放送時期・全25話】第1クールと第2クールの違い

葛西 纱英 葛西 纱英 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

『ハイキュー!! TO THE TOP』は、テレビアニメ第4期として2020年1月から12月まで放送された全25話の作品です。

ただし、25話が連続して放送されたわけではありません。第1クールと第2クールに分かれており、新型コロナウイルス感染症の影響によって第2クールの放送が延期された経緯があります。

第4期の放送スケジュール

項目 放送情報
正式タイトル ハイキュー!! TO THE TOP
第1クール 2020年1月10日〜4月3日
第2クール 2020年10月2日〜12月18日
話数 全25話
第1クール 第1話〜第13話
第2クール 第14話〜第25話
原作 古舘春一
アニメーション制作 Production I.G
第1クールOP BURNOUT SYNDROMES「PHOENIX」
第2クールOP SUPER BEAVER「突破口」

第1クールは全国大会への準備と個人の成長

第1クールでは、宮城県予選を勝ち抜いた烏野高校が全国大会に向けて準備を進めます。

物語の中心になるのは、影山と月島に届いた強化合宿への招集通知です。

一方、日向は選抜メンバーに選ばれなかったことで、自分に足りないものを突きつけられます。

加えて、春高の初戦となる椿原学園高校との試合や、鴎台高校の星海光来との出会いを通じて、日向は自分の目指すべき選手像を考え始めます。

第2クールは稲荷崎高校との激闘が中心

第2クールの大きな見どころは、春高2回戦の烏野高校対稲荷崎高校です。

稲荷崎には、宮侑と宮治の双子をはじめ、北信介、角名倫太郎、尾白アランなど個性豊かな選手がそろっています。

特に宮兄弟による変人速攻は、これまで日向と影山が武器にしてきた攻撃を相手側から仕掛けられるという衝撃的な展開です。

烏野が自分たちの得意な攻撃を封じられそうになるなか、選手それぞれが自分の役割を見つけ、チームとして対応していく姿が描かれます。

最終話「約束の地」では、稲荷崎との試合を経た烏野が、次なるライバルである音駒高校との対決を見据えます。

【第4期の最大の見どころ】影山・月島・日向の強化合宿が意味するもの

ハイキュー4期

第4期を理解するうえで欠かせないのが、3人の異なる成長過程です。

影山は全国レベルの選手とプレーし、月島は同学年の実力者たちと競い合います。そして日向は、選手として招集されなかった立場から、自分の可能性を切り開こうとします。

この3人の展開は、第4期のテーマを象徴しています。

影山飛雄:全日本ユース強化合宿で見つけた課題

影山に届いたのは、全日本ユース強化合宿への招集です。

全国から実力のある選手が集まる環境で、影山は自分の技術がどの程度通用するのかを知ることになります。

これまで影山は、正確なトスと高い技術によって烏野の攻撃を支えてきました。しかし、優れた選手が集まる場所では、単に正確なトスを上げるだけでは十分ではありません。

相手の能力を引き出し、チーム全体の攻撃力を高めるセッターとしての視点が大切です。

この経験は、日向とのコンビネーションにも関わる重要な成長要素です。

月島蛍:宮城県1年生選抜強化合宿で変わる意識

月島が招集されたのは、宮城県1年生選抜強化合宿です。

普段の烏野では、冷静な判断とブロック技術でチームを支えている月島ですが、同学年の優秀な選手たちと接することで、自分の実力を改めて考える機会を得ます。

特に注目したいのは、月島のバレーボールに対する姿勢です。

以前の月島は、必要以上に熱くならず、どこか距離を置いてプレーする傾向がありました。

しかし、全国レベルを目指す選手たちの練習に触れることで、勝負に対する意識や自分自身の限界への向き合い方に変化が生まれます。

日向翔陽:招集されなかったからこそ得られた経験

第4期で特に印象的なのが、日向の行動です。

影山と月島が選抜合宿に招集される一方、日向には招集通知が届きません。

それでも日向は、宮城県1年生選抜強化合宿に押しかけます。

最初から選手として練習に参加できたわけではなく、ボール拾いという役割からスタートします。

しかし、ここに第4期の重要なメッセージがあります。

日向は、コートの中でプレーする立場ではなく、外から選手の動きを観察する立場を経験します。

これまでのように自分の身体能力やスピードだけで勝負するのではなく、周囲を見ること、ボールの動きを読むこと、試合全体を理解することの重要性に気づいていきます。

この経験が、後の全国大会でのプレーにもつながっていきます。

3人の成長を比較すると見える第4期の構造

第4期は、単純に強い選手がさらに強くなる物語ではありません。

それぞれが異なる場所で、自分の弱点と向き合う構成になっています。

人物・チーム 経験・立場 成長のポイント 日向翔陽 合宿に選ばれず、ボール拾いとして参加 観察力、状況判断、レシーブへの意識 影山飛雄 全日本ユース強化合宿 セッターとしての視野と技術の向上 月島蛍 宮城県1年生選抜強化合宿 競争意識とバレーボールへの向き合い方 宮侑・宮治 稲荷崎高校の双子セッター・スパイカー 変人速攻を含む多彩な攻撃 北信介 稲荷崎高校の主将 日々の積み重ねとチームを支える姿勢 星海光来 鴎台高校の選手 身長だけでは決まらない選手としての可能性

この関係性を見ると、日向だけが合宿に参加できなかったことは、単なる不運ではありません。影山や月島とは異なる方法で成長するための重要な転機として機能しています。

【作画崩壊の真相】第4期の評判が1〜3期と違うと言われる理由

第4期を検索すると、「作画崩壊」「絵柄が変わった」「1〜3期の方が好き」といった感想が見つかります。

この違和感には、いくつかの背景があります。

第4期の作画は本当に悪くなったのか?

最初に、視聴者の評価が分かれていることは事実です。

Yahoo!知恵袋には、2020年3月の放送当時から、第4期の4〜7話付近について、以前のシリーズより映像が雑に感じられるという質問が投稿されていました。

また、Filmarksの個人レビューにも、作画の変化や一部のカットの崩れを指摘する意見があります。

特に第2クールの第15話「見つける」は、作画への批判が集まったエピソードとして取り上げられることがあります。

一方、試合の展開やキャラクターの成長、音楽を評価するレビューも存在します。

つまり、第4期全体が一律に低評価というわけではありません。映像面への不満と、ストーリーへの評価は分けて考える必要があります。

1〜3期と4期では何が変わった?

最も大きな変更点は、監督です。

第1〜3期では満仲勧が監督を担当していましたが、第4期では佐藤雅子が監督を務めています。

ただし、キャラクターデザインの岸田隆宏やアニメーション制作のProduction I.Gは引き続き参加しています。

そのため、制作会社が全面的に変わったことで映像が別物になったという説明は正確ではありません。

比較すると、次のようになります。

比較項目 第1〜3期 第4期
監督 満仲勧 佐藤雅子
キャラクターデザイン 岸田隆宏 岸田隆宏
アニメーション制作 Production I.G Production I.G
総作画監督 千葉崇洋・海谷敏久など 小林祐
映像の印象 既存シリーズの演出スタイル 原作の印象を意識した新しい演出
主な物語 地区予選・白鳥沢戦など 全国大会への準備と春高

監督交代はなぜ起きたのか?

この点については、2024年2月の週プレNEWSによる満仲勧監督へのインタビューが参考になります。

満仲監督は、第3期までの制作を終えた段階で、自分が『ハイキュー!!』の試合表現についてできることをやり尽くしたと感じていたことを説明しています。

加えて、物語が地方大会から全国大会へと進むタイミングで、監督を交代し、アニメとしての見せ方を変えることがよいのではないかと考えていた趣旨も語っています。

これは重要な証言です。

監督交代は単純な制作トラブルや降板といった話ではなく、作品の新しい段階に合わせた演出面の転換という背景がありました。

第4期の作画を評価するときの3つの視点

作画への評判を整理する際は、次の3点を分けて見ると理解しやすくなります。

- キャラクターデザイン: 顔や輪郭、身体のバランスなど、キャラクターの見た目。
- 作画の安定性: 話数やカットによって人物の形や動きにばらつきがないか。
- 試合の演出: ボールの軌道、選手の動き、カメラワーク、試合の緊張感が伝わるか。

キャラクターデザインの変更と、各話の作画の安定性は同じ問題ではありません。

また、試合の演出に関しては、テンポやカメラワークの好みも評価に影響します。

【プロの結論】第4期は、映像の好みが分かれる作品である一方、物語上の成長描写や全国大会の試合展開には独自の魅力があります。

1〜3期と同じ映像表現を期待すると違和感を覚える人もいますが、監督交代の背景や演出方針を理解すると、別の角度から楽しめるシーズンです。

【制作会社の真相】中国への制作委託が作画崩壊の原因なのか?

第4期の作画について、もう一つ検索されているのが「中国に制作を委託したから作画崩壊した」という説です。

この話は、制作会社の変更や外部スタジオへの委託という情報と混同されやすい部分があります。

第4期の制作会社はProduction I.G

公式サイトおよび制作会社のProduction I.Gが公表しているスタッフ情報では、第4期のアニメーション制作はProduction I.Gです。

これは第1〜3期と同じです。

したがって、制作会社が中国企業に全面的に変更されたという説明は事実と異なります。

外部委託と中国への全面委託は別の話

日本のテレビアニメ制作では、作品や話数に応じて複数のスタッフや制作会社が作業を分担することがあります。

そのため、アニメの制作に外部スタッフが参加すること自体は珍しいことではありません。

しかし、次の3つは区別しなければなりません。

- Production I.Gがアニメーション制作を担当しているという公式クレジット。
- 各話の作画工程に外部のスタッフやスタジオが参加する可能性。
- 第4期の作画品質低下の原因が中国への委託だったという主張。

最初の事実は公式に確認できます。2番目は一般的な制作工程の話です。しかし、3番目については、原因を裏付ける公式発表や具体的な制作資料が示されていません。

「中国に委託したから作画崩壊した」と断定することはできません。

新型コロナウイルスによる放送延期との関係

もう一つ、実際に確認できるのが第2クールの放送延期です。

2020年5月22日、製作委員会は7月から予定していた第2クールの放送を延期すると発表しました。

理由として説明されたのは、新型コロナウイルス感染症への安全対策に配慮しながら制作を進めるためというものでした。

その後、第2クールは2020年10月に放送されています。

ただし、放送延期があったことと、特定の話数の作画品質が低下したことには、直接的な因果関係が証明されていません。

コロナ禍による制作環境の変化は確かな背景ですが、それだけを第4期の作画に対する不満の原因とするのは適切ではありません。

【2026年最新】Netflix配信・第4期ダイジェスト・劇場版の続編情報

2026年10月現在、第4期を見直す方法は複数あります。

また、テレビシリーズの続きにあたる映像作品についても、新しい公開情報が発表されています。

ハイキュー!!第4期はNetflixで見られる?

日本向けのアニメ公式サイトの配信案内では、Netflixが見放題配信サービスとして掲載されています。

対象にはTVシリーズ、OVA、OADが含まれています。

また、Amazon Prime Video、dアニメストア、ABEMA、U-NEXT、Hulu、DMM TVなども公式の配信案内に掲載されています。

Netflixで視聴する場合は、作品一覧から『ハイキュー!! TO THE TOP』を選択してください。

なお、配信対象は国・地域や契約内容、サービス側の編成によって変わる場合があります。海外から視聴する場合は、日本国内の配信状況と異なる可能性にも注意が必要です。

第4期のダイジェスト映像も公開

第4期を短時間で振り返りたい人には、公式のダイジェスト映像もおすすめです。

アニメ『ハイキュー!!』10周年記念の「繋ぐProject」では、各シーズンのオープニングテーマを使用したダイジェスト映像企画が展開されました。

第4期のダイジェスト映像は、2024年12月20日にTOHO animationの公式YouTubeチャンネルで公開されています。

使用楽曲は次の2曲です。

- 第1クール:「PHOENIX」/BURNOUT SYNDROMES
- 第2クール:「突破口」/SUPER BEAVER

本編をすでに視聴した人にとっては、全国大会までの成長や稲荷崎戦の印象的な場面を振り返る機会になります。

一方、初めて見る人は、物語の流れや人物関係を理解するためにも本編から視聴するのがおすすめです。

劇場版「ゴミ捨て場の決戦」から次なる舞台へ

第4期の先にある作品として注目したいのが、2024年2月16日に公開された『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』です。

描かれたのは、烏野高校と音駒高校による春高の対決です。

この作品は2024年5月に国内興行収入100億円を突破し、公式サイトでは世界興行収入200億円超の大ヒットとして紹介されています。

そして、2025年12月22日には、続く2作品の2027年公開が発表されました。



劇場版ハイキュー!! VS 小さな巨人

2027年公開予定
春高準々決勝に進んだ烏野高校と、星海光来を擁する鴎台高校の試合が中心となる作品。


スペシャルアニメ「ハイキュー!! バケモノたちの行くところ」

2027年公開予定
同日に東京体育館で行われる春高準々決勝のもう一つの試合、梟谷学園高校の戦いを描く作品。


この2作品は、2025年3月に制作が発表され、2025年12月に2027年公開が正式に告知されたものです。2026年10月現在、公式発表上の公開予定は2027年となっています。

第4期から続く春高の物語を追いかけるうえで、重要な次の展開です。

【ハイキュー!!第4期】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ハイキュー!!第4期は何話までありますか?

A1:全25話です。第1クールが13話、第2クールが12話で構成されています。2020年1月から4月まで第1クールが放送され、同年10月から12月まで第2クールが放送されました。

Q2:ハイキュー!!第4期の作画が変わった理由は何ですか?

A2:監督が第1〜3期の満仲勧から佐藤雅子に交代し、演出面の方向性が変わったことが大きな背景です。キャラクターデザインとアニメーション制作会社は継続しています。特定の作画崩壊の原因について、公式から明確な説明はありません。

Q3:ハイキュー!!第4期はNetflixで配信されていますか?

A3:日本向けの公式配信案内では、NetflixにTVシリーズが見放題作品として掲載されています。実際の視聴可否は、利用する国・地域の配信カタログで確認してください。

Q4:第4期の次は何を見ればいいですか?

A4:第4期の後は『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』がおすすめです。その後の続編として、劇場版「VS 小さな巨人」とスペシャルアニメ「バケモノたちの行くところ」が2027年に公開予定です。

Q5:第4期を見ずに劇場版を見ても楽しめますか?

A5:映画単体でも試合の魅力は伝わりますが、烏野と音駒の関係や、日向・影山の成長を理解するにはテレビシリーズを先に見るのがおすすめです。特に第1〜3期と第4期を視聴しておくと、登場人物の背景や全国大会に懸ける思いがより深く伝わります。

まとめ:ハイキュー!!第4期は全国大会への成長を描いた重要シーズン

『ハイキュー!! TO THE TOP』は、烏野高校が全国大会で勝ち進むために必要な成長を描いた作品です。

影山は全日本ユース強化合宿で全国レベルの選手と競い、月島は宮城県1年生選抜強化合宿で自分の意識を変えていきます。そして日向は、選抜に選ばれなかった悔しさを原動力に、ボール拾いという立場から新しい視点を身につけます。

作画については、第1〜3期との違いを指摘する視聴者がいる一方、試合展開やキャラクターの成長を評価する声もあります。監督交代やコロナ禍による制作環境の変化は確認できる事実ですが、中国への全面委託が作画崩壊の原因だったという説には確かな裏付けがありません。

2026年10月現在、公式配信案内にはNetflixを含む複数の視聴サービスが掲載され、2027年には劇場版「VS 小さな巨人」とスペシャルアニメ「バケモノたちの行くところ」の公開も予定されています。

第4期を評価するときに大切なのは、作画だけで作品全体を判断しないことです。 日向が新しい武器を身につけ、影山や月島がそれぞれの場所で成長し、烏野が全国の強豪と対峙する過程こそ、「TO THE TOP」というタイトルに込められた物語の核心です。

これから劇場版の続編を楽しみにしている人も、久しぶりにシリーズを見直す人も、第4期は烏野高校の進化を改めて感じられる重要なシーズンです。

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トレンドリサーチャー 葛西 纱英
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