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【2019年】筧美和子がシースリーのイメージキャラクターに選ばれた理由

都築 隼人 都築 隼人 • 更新: • 公開: • 読了約 27 分
目次

2019年5月18日にイメージキャラクター就任を発表

筧美和子さんのシースリーへの起用が正式に発表されたのは、2019年5月18日です。

発表したのは、脱毛サロンを運営する株式会社ビューティースリー。同社は、筧さんを新しいイメージキャラクターに迎え、ブランドのキャッチコピーを「かがやけ、毎日」に刷新しました。

当時のシースリーは、女性専用のプレミアム全身脱毛サロンとして全国展開を進めていた時期です。

広告では、単に脱毛サービスの価格や施術内容を訴求するだけでなく、女性が自分らしく毎日を楽しむというイメージを打ち出していました。

シースリーが筧美和子を起用した理由

2019年5月18日付の公式プレスリリースには、起用理由が記されています。

同社が評価したのは、筧さんのモデル・女優・バラエティー番組での活動と、自然体で親しみやすい印象でした。

特に、次のような人物イメージがブランド方針に合致したと説明しています。

- 安心感を与える雰囲気
- 誠実さを感じさせる自然なキャラクター
- モデルとしての美容・ファッション分野での認知度
- 幅広い視聴者層への親しみやすさ

シースリーが掲げていた「女性の毎日を応援する」というブランドコンセプトに、筧さんのイメージを重ねたわけです。

GirlsAwardにも登場!広告展開の広がり

2019年5月18日には、幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2019 SPRING/SUMMER」にシースリーが協賛しました。

ステージには筧美和子さんのほか、劇団EXILEのSWAYさん、八木将康さんも登場しています。

会場では、新イメージキャラクターの発表に加え、シースリーの新しい広告ビジュアルも披露されました。

また、会場のブースでは筧さんのサイン会や脱毛体験コーナー、ヘアメイク・撮影を体験できるフォトブースなどが展開されました。

このイベントは、シースリーが美容サービスとファッション・エンターテインメントを結び付けて認知度を高めようとしていたことを示す事例です。

筧美和子のシースリーCM出演は確認できる?

ここは少し整理が必要です。

シースリーがテレビCMやWeb広告を積極的に展開していたことは、帝国データバンクの企業調査でも確認できます。

一方、筧さんについて公式資料で明確に確認できるのは、イメージキャラクターへの就任、広告ビジュアルの展開、イベントへの出演です。

シースリーのテレビCMが存在したことと、筧さんが出演したテレビCMの放送内容・放送期間を特定することは別の話です。

したがって、広告出演とイメージキャラクター就任は事実ですが、すべてのシースリーCMに筧さんが出演していたと理解するのは正確ではありません。

【本人の利用実態】筧美和子はシースリーに実際に通っていた?

筧美和子シースリー

確認できる事実

筧さんとシースリーの関係で、特に検索されているのが「本人も実際に脱毛施術を受けていたのか」という疑問です。

この点は、広告出演者としての発言と、本人の個人的な利用経験を区別する必要があります。

広告発表時のコメントを検証

2019年5月18日の就任発表では、筧さんのコメントも掲載されました。

その内容は、全身脱毛を通じて素肌がきれいになり、多くの女性の毎日が輝くことへの期待と、イメージキャラクターとして活動する意気込みです。

加えて、同日のGirlsAwardにおけるステージでは、シースリーの永久メンテナンス保証についても紹介しています。

筧さんは、脱毛後に再び毛が生えてくる場合があることに触れ、同サービスの保証制度を説明しました。

広告上の発言と個人的な利用経験は違う

ここで注目したいのは、広告コメントの性質です。

筧さんがシースリーのサービスを紹介したことは公式資料で確認できます。しかし、紹介したこと自体は、本人が契約して実際に施術を受けた証拠にはなりません。

確認項目 公開資料から分かること
イメージキャラクター就任 2019年5月18日に公式発表
サービスの紹介 GirlsAwardのステージで実施
永久メンテナンス保証への言及 公式イベント資料に記載
本人の契約実績 個人的な契約を裏付ける公表資料は確認できない
継続的な通院実績 本人による具体的な利用履歴は確認できない

つまり、筧美和子さんがシースリーに実際に通っていたと断定できる公開情報は確認できません。

これは、本人が利用していなかったと断定する意味でもありません。公表された広告上の発言だけでは、個人的な契約や施術経験まで判断できないということです。

なぜこの区別が重要なのか

美容サロンの広告では、芸能人やモデルがサービスの魅力を紹介することがあります。

しかし、広告出演者のコメントと一般利用者の口コミは、情報の性質が異なります。

広告出演者はブランドのイメージを伝える役割を担います。一方、実際の利用者は予約の取りやすさ、スタッフの対応、施術の効果などを経験に基づいて評価します。

シースリーのように高額な長期契約を伴うサービスでは、著名人の広告だけでなく、契約条件や運営会社の経営状況も確認する必要があります。

【時系列で検証】シースリーの破産から全店舗閉店まで

筧さんがイメージキャラクターに就任した2019年から、シースリーの経営が破綻する2023年までには約4年の時間があります。

その間、シースリーは全国規模で事業を展開していました。

破産までの重要な出来事

帝国データバンク、東京商工リサーチ、運営会社の公表資料、消費者団体の記録を照合すると、次の経緯が確認できます。

時期 出来事・関係者 要点 2013年 筧美和子さんがテラスハウスに出演 芸能活動で注目を集める 2014年 JJ専属モデルに就任 モデルとしての知名度を拡大 2019年5月18日 シースリーのイメージキャラクターに就任 「かがやけ、毎日」を展開 2023年8月 ビューティースリーが一部店舗をFAVORIX BEAUTYに譲渡 事業縮小の動きが表面化 2023年9月25日 東京地裁が破産手続開始決定 負債約80億円、債権者約4万6,000人 2023年10月 FAVORIX BEAUTYが会員向け救済措置を案内 一部の施術を無償提供 2025年2月21日 ビューティースリーの破産手続廃止 一般債権者への配当の見込みがなく手続終了 2025年4月4日 法人登記の閉鎖 清算の結了等による登記記録閉鎖 2025年12月26日 ライフティへの集団的被害回復訴訟で一審判決 消費者団体側の請求が棄却 2026年6月17日 東京高裁で控訴棄却 返金請求をめぐる争いが継続 2026年6月30日 最高裁への上告・上告受理申立て 2026年10月時点で係争中

出典:帝国データバンク、経済産業省のGビズインフォ、埼玉消費者被害をなくす会、消費者庁のCOCoLiS。

2023年9月25日に何が起きたのか

シースリーを運営していた株式会社ビューティースリーは、2023年9月25日、東京地方裁判所に自己破産を申請し、同日、破産手続開始決定を受けました。

帝国データバンクによると、当時のシースリーは全国63店舗を展開していました。

負債総額は約80億円、債権者は約4万6,000人に上ります。

脱毛サロン業界でも過去3番目の規模となる大型倒産として報じられました。

全店舗が同じ日に閉店したのか

「2023年9月25日に全店舗が閉店した」という説明は、少し単純化されています。

破産手続開始決定によってシースリーの従来の事業運営は継続できなくなりましたが、一部の店舗については、別会社による営業や施術サービスの引き継ぎが進められました。

FAVORIX BEAUTYが2023年10月16日に公表した店舗状況では、63店舗のうち49店舗に閉鎖の表示があり、残る14店舗については通常営業を継続していると案内されていました。

ただし、これは当時の状況です。14店舗すべてが旧シースリーの運営会社のまま営業を続けたという意味ではありません。

シースリーというブランドと運営会社の事業継続と、一部店舗での施術継続は別の問題だったのです。

【倒産理由の真相】ビューティースリーはなぜ経営破綻した?

シースリーの破産については、コロナ禍だけが原因だったのではないかと考える人もいます。

しかし、帝国データバンクの企業調査を見ると、経営上の問題はいくつも重なっていました。

1. 積極的な店舗拡大による固定費の増加

ビューティースリーは2007年8月に設立され、女性専用脱毛サロンとして事業を拡大しました。

東京・神奈川・埼玉などの関東圏を中心に、地方主要都市にも出店していきます。

店舗を増やせば、顧客との接点は広がります。しかし、同時に賃料や人件費、設備維持費などの固定費も増加します。

特に脱毛サロンの場合、施術用の個室、機器、スタッフの確保が必要です。

店舗を増やすほど、一定数の予約が継続的に入らなければ経営負担が大きくなります。

2. 広告宣伝費が経営を圧迫

シースリーはテレビCM、Web広告、公式サイトなどを活用して集客を行っていました。

2019年7月期には約22億円の年収入高を計上しています。

一方、帝国データバンクは、多額の広告宣伝費が発生していたことを指摘しています。

広告は新規顧客を獲得するために必要ですが、継続的に大きな広告費をかける場合、集客による利益が費用を上回らなければ経営を圧迫します。

筧美和子さんの起用も、当時のブランド認知拡大に向けたマーケティング活動の一環として位置付けられます。ただし、筧さんの広告出演そのものが倒産原因だったという根拠はありません。

3. 永久メンテナンス保証と新規顧客獲得の難しさ

シースリーの特徴だったのが、回数無制限で施術を受けられる通い放題プランです。

永久メンテナンス保証を訴求することで、長期的に脱毛を続けたい人に魅力を伝えていました。

しかし、長期保証型のビジネスには経営上の難しさがあります。

- 新規契約者からの収入が必要になる
- 既存会員への施術提供は長期間続く
- 店舗やスタッフなどの維持費が発生する
- 新規契約が減少すると資金繰りが難しくなる

帝国データバンクは、通い放題プランによって既存顧客が増える一方、新規顧客の獲得が減少していたことを指摘しています。

つまり、長期間のサービス提供を約束する契約モデルと、新規顧客の獲得ペースとのバランスが崩れていたのです。

4. 新型コロナウイルスによる営業への打撃

2020年以降の新型コロナウイルス感染拡大も、経営悪化を加速させました。

帝国データバンクによれば、全店舗の休業を余儀なくされた時期があり、店舗の営業環境は大幅に悪化しました。

加えて、積極的な出店、本店移転、研修センターの拡充などに伴う投資負担も重なっていました。

その結果、資金繰りが厳しくなり、債務超過に陥ったとされています。

【プロの分析】倒産の本質は一つの原因ではない

シースリーの経営破綻を理解するには、広告費、店舗数、契約方式、資金繰りを一体として見る必要があります。

特に注目すべきなのは、長期保証を魅力として販売する一方で、その保証を実現するための将来の運営コストも抱えていたことです。

広告によって新規契約を増やすことと、既存会員に約束した施術を長期間提供することは、同じ経営課題ではありません。

新規契約が伸び悩む局面で固定費が大きければ、資金繰りは急速に悪化します。

したがって、倒産理由を単純に「コロナの影響」や「広告費の使いすぎ」と一つに限定するのは適切ではありません。

複数の経営負担が重なった結果として捉えるべき事例です。

【永久メンテナンス保証のその後】契約者への返金問題と2026年の現状

シースリーの破産で特に深刻だったのは、まだ施術を受けていない契約者の問題です。

中でも、永久メンテナンス保証や回数無制限のプランを契約していた人にとって、突然サービスを受けられなくなることは大きな打撃でした。

FAVORIX BEAUTYによる一部サービスの引き継ぎ

2023年9月以降、一部の施術サービスを引き継ぐ協力会社となったのが、FAVORIX BEAUTY株式会社です。

同社は、シースリーの破産会社の親会社でも関連会社でもありません。

日本プラムが2023年9月29日に公表した契約者向け案内でも、FAVORIX BEAUTYは一部の施術サービスを無償で提供する協力会社として説明されています。

重要なのは、施術サービスの一部引き継ぎと、契約そのものの引き継ぎは同じではないという点です。

FAVORIX BEAUTYは、ビューティースリーの解約や返金処理を担当する会社ではありませんでした。

永久メンテナンス保証は継続されたのか

ここが契約者にとって最も気になる部分でしょう。

FAVORIX BEAUTYが2023年10月16日に公表した案内では、永久メンテナンス保証や無制限プランについて、永久的に無償で施術を続けることは非常に困難であると説明しています。

一方、会員への影響を考慮し、当面は施術を提供する考えも示しました。

その際、無制限プランの会員については、まず年1回、全身1回相当を目安とする制限付きの対応が案内されました。

また、2023年11月7日付の案内でも、一部の無償施術を実施していることが説明されています。

この対応は、シースリーが約束していた永久保証をそのまま完全に引き継いだものではありません。

つまり、永久メンテナンス保証という名称が残っていても、当初の契約内容と同じ条件で無期限に施術を受けられるとは限らなかったのです。

契約者への返金はどうなった?

返金問題は、施術サービスの引き継ぎとは別に扱われました。

2025年2月21日、東京地方裁判所はビューティースリーの破産手続廃止を決定しました。

埼玉消費者被害をなくす会が公表した説明によれば、これは破産会社に残された財産を回収した結果、一般債権者への配当の可能性がないことが確定したためです。

加えて、経済産業省が提供するGビズインフォでは、ビューティースリーの登記記録が2025年4月4日に閉鎖されたことが確認できます。

つまり、2026年現在、破産したビューティースリーから一般債権者への配当を期待する状況ではありません。

2024年から続くライフティへの集団的被害回復訴訟

ただし、返金問題がすべて終わったわけではありません。

2024年1月30日、埼玉消費者被害をなくす会は、信販会社ライフティ株式会社に対する集団的被害回復訴訟を提起しました。

対象となったのは、ビューティースリーの全身脱毛無制限コースを契約し、ライフティの分割払いクレジットを利用した人たちです。

同団体は、契約上のクーリングオフや不実告知による取消しなどを理由に、支払い済み代金の返還を求めました。

裁判の経過は次のとおりです。

- 2025年12月26日:さいたま地方裁判所が消費者団体側の請求を棄却。
- 2026年1月7日:消費者団体側が控訴。
- 2026年6月17日:東京高等裁判所が控訴を棄却。
- 2026年6月30日:消費者団体側が最高裁判所に上告および上告受理申立て。

2026年10月30日時点では、最高裁への申立て後の係争中です。消費者庁のCOCoLiSでも、事件のステータスは「係争中」とされています。

すべての契約者が返金訴訟の対象になるわけではない

ここも誤解しやすい部分です。

この集団的被害回復訴訟は、シースリーの元契約者全員を対象にした一律の返金制度ではありません。

基本的には、次の条件が関係します。

- 2019年1月1日から2023年9月25日までに対象となる全身脱毛無制限コースを契約したこと
- ライフティの個別クレジット契約を利用していること
- ライフティに所定の通知書を送付していること

現金払いの人や、ライフティ以外の信販会社を利用した人は、この集団訴訟の対象とは異なります。

また、未払い分の支払い停止に関する抗弁については、一審・控訴審ともに肯定的な判断が示されたと、埼玉消費者被害をなくす会が説明しています。

ただし、既払い金の返還が認められたわけではありません。

契約内容や支払い方法によって対応が異なるため、元会員が自分の判断だけで支払いを止めるのではなく、消費生活センターや専門家に相談することが大切です。

【口コミ・評判を検証】シースリーの利用者は何に不満を感じていた?

シースリーの口コミを振り返ると、倒産前からサービスに対する評価は一様ではありませんでした。

魅力として挙げられていたのは、全身脱毛の通い放題や個室での施術、長期保証などです。

一方、予約の取りにくさや料金、スタッフの対応などについては、厳しい意見も見られました。

口コミサイトに残る評価

口コミサイト「みん評」には、シースリーについて430件の口コミが掲載されており、表示されている総合評価は2.84点です。

各項目の表示は次のようになっています。

評価項目 表示スコア
総合評価 2.84
料金 2.83
脱毛効果 2.92
接客・勧誘 2.89
予約 2.77

この数字は口コミサイト上の投稿を集計したもので、全会員を対象にした調査結果ではありません。投稿者の属性や投稿時期にも偏りがあるため、利用者全体の満足度と同一視することはできません。

良い口コミで評価されていた点

過去の口コミでは、次のような点が評価されていました。

- 全身脱毛の回数無制限プラン
- 追加料金を気にせず長期的に通える仕組み
- 個室を中心とした施術環境
- スタッフの丁寧な対応
- 長期間にわたって脱毛を続けられること

特に、何度でも通えるという仕組みは、脱毛効果を長期的に求める利用者にとって魅力的でした。

悪い口コミで目立った点

反対に、予約については不満の声が目立ちました。

みん評では、低評価の口コミにおいて予約に関する投稿が大きな割合を占めています。

また、過去の利用者投稿には、予約枠がすぐ埋まる、希望する日時に施術を受けにくい、問い合わせに時間がかかるといった内容も見られます。

料金についても、広告で見た月額料金だけでなく、契約総額や分割手数料まで確認すべきだったという意見がありました。

口コミから読み取れる本当の問題

シースリーの口コミで注目すべきなのは、永久保証という魅力と、予約枠や店舗運営の実態との間にギャップが生じていたことです。

どれだけ長く通える契約でも、実際に予約が取れなければ利用者の満足にはつながりません。

また、長期保証を提供するには、会社が長期間にわたって事業を維持できることも必要です。

この点から見ると、シースリーの事例は、脱毛サロンを選ぶ際に料金や保証期間だけで判断することの危うさを示しています。

【2026年最新】筧美和子の現在とシースリーの関係はどうなった?

シースリーの破産から時間が経過した2026年現在、筧さんの芸能活動とビューティースリーの法人状況は、それぞれ別の経過をたどっています。

筧美和子は現在も女優・タレントとして活動

筧美和子さんは1994年3月6日生まれ、東京都出身です。

2013年にフジテレビ系のリアリティー番組『テラスハウス』に出演し、広く知られるようになりました。

その後、2014年から5年間、ファッション誌『JJ』の専属モデルとして活動。

モデルとしての活動に加えて、テレビドラマや映画、バラエティー番組にも出演するようになりました。

所属事務所プラチナムプロダクションの公式プロフィールには、2025年の出演作として『フェイクマミー』『ムサシノ輪舞曲』などが掲載されています。また、映画『オオムタアツシの青春』では初主演を務めたことも紹介されています。

シースリーの破産後、筧さんに責任はある?

筧さんの名前とシースリーの倒産が一緒に検索されるため、広告出演者としての責任を気にする人もいる可能性があります。

しかし、今回確認できる事実は、筧さんが2019年にイメージキャラクターを務め、広告活動に参加していたことです。

ビューティースリーの経営判断や資金繰り、破産手続きに関する責任は、運営会社側の経営問題として扱われています。

広告に出演したという事実だけで、出演者が会社の経営状況を把握していた、あるいは経営に関与していたと判断することはできません。

また、シースリーの破産を受けて筧さんが謝罪した、返金を約束した、あるいは契約者への補償を行ったという事実も、今回確認した公開資料には見当たりません。

2026年10月時点のシースリーの実態

現在の状況を整理すると、次のようになります。

- ビューティースリーは破産手続きが終了している。
- 法人登記は2025年4月4日に閉鎖されている。
- シースリーの従来の店舗ネットワークは事業を継続していない。
- 一部施術を引き継いだFAVORIX BEAUTYは、ビューティースリーとは別会社。
- 返金をめぐるライフティへの集団訴訟は最高裁への申立て後も係争中。

したがって、2026年現在、シースリーを従来どおりの脱毛サロンとして新規契約・利用することはできません。過去の広告や店舗情報がインターネット上に残っていても、現在営業している証拠にはなりません。

【よくある質問】筧美和子とシースリーに関する疑問(FAQ)

Q1:筧美和子がシースリーのイメージキャラクターになったのはいつ?

2019年5月18日です。株式会社ビューティースリーが正式に発表し、新キャッチコピー「かがやけ、毎日」とともに広告展開を開始しました。

Q2:筧美和子はシースリーに実際に通っていた?

公開されている公式発表やイベント資料では、本人が個人的に契約し、継続して施術を受けていたことを裏付ける情報は確認できません。広告上のコメントと実際の利用経験は区別する必要があります。

Q3:シースリーが倒産したのはいつ?

2023年9月25日です。運営会社のビューティースリーが東京地方裁判所で破産手続開始決定を受けました。負債は約80億円、債権者は約4万6,000人でした。

Q4:シースリーは2026年現在も営業している?

従来のシースリーとしての営業は終了しています。一部の施術は別会社のFAVORIX BEAUTYが引き継ぎましたが、シースリーの全契約や永久保証をそのまま引き継いだわけではありません。

Q5:永久メンテナンス保証はどうなった?

FAVORIX BEAUTYは当面の施術提供を案内しましたが、当初の永久保証を無期限で完全に継続することは困難と説明しています。2023年10月には年1回の全身施術相当を目安とする対応が示されました。

Q6:シースリーの契約者は返金を受けられる?

ビューティースリーの破産財団から一般債権者への配当は見込めない状況です。一方、ライフティを利用した一部の契約者については集団的被害回復訴訟が続いています。2026年10月時点では最高裁への申立て後であり、返金が確定したわけではありません。

Q7:筧美和子は現在も芸能活動を続けている?

はい。所属事務所の公式プロフィールでは、ドラマ・映画を中心に活動する女優として紹介されています。『テラスハウス』出演後もモデルやタレントとして活動し、近年は映画やテレビドラマへの出演実績があります。

まとめ:筧美和子とシースリーの関係から分かること

筧美和子さんとシースリーの関係は、2019年のイメージキャラクター就任から始まった広告上のつながりです。

当時のシースリーは、筧さんの親しみやすいイメージを活用し、全身脱毛や永久メンテナンス保証を訴求していました。

しかし、運営会社のビューティースリーは、店舗拡大に伴う固定費、広告宣伝費、既存顧客と新規顧客のバランス悪化、新型コロナウイルスの影響などが重なり、2023年9月25日に破産手続開始決定を受けました。

その後、一部の施術サービスは別会社に引き継がれましたが、永久保証の完全継続や返金問題は解決していません。

2026年10月現在、ライフティへの集団的被害回復訴訟も最高裁への申立て後であり、今後の司法判断が注目されています。

【プロの結論】

この問題から学べるのは、美容サービスの価値は広告の印象や契約時の保証内容だけでは決まらないということです。

長期契約を検討する場合には、次の3点が重要です。

1. 契約内容の確認: 有料施術と無料保証の違い、利用期限、解約条件を確認する。
2. 運営会社の確認: 店舗数や広告の知名度だけでなく、運営主体や事業継続性にも目を向ける。
3. 支払い方法の確認: 前払いと分割払いの違い、倒産時の支払い停止や返金の条件を理解する。

筧美和子さんの広告出演は2019年の確かな出来事です。しかし、広告出演者の知名度とサービス提供会社の経営の健全性は別の問題です。

シースリーの事例は、華やかな広告の裏側にある契約条件や経営リスクまで確認することの大切さを、改めて示しています。

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都築 隼人
コンテンツディレクター 都築 隼人
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アニメ・漫画担当として6年以上の取材経験。anime領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

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